本『鈍感力』(著)渡辺淳一 感想
医学博士でもある著者が、
健康であるためには、
血がサラサラしていないといけない
=色々とあまり考えない、気にしない
=血の流れをスムースに保てる
ということで
鈍感力を推奨しています。
そのほかの場面でも
鋭かったり、
神経質な人よりも、
鈍感力を持っている人の方が
幸せになれる
という内容が書かれています。
『鈍感力』
著 渡辺淳一
集英社
個人的に心に響いた鈍感力を
3つ抜粋しますと、
① 結婚に必要な鈍感力
結婚というのは一組の男女が
“一時の熱情にかりたてられて
一緒になり、
ともに狭い部屋に棲むこと”
と書かれていたのですが、
大きく頷いてしまいした。
そうです!本当にそうです!
なんと上手な表現なのでしょうか?
さすが渡辺淳一先生です。
独身の方、
もし読まれている方がいれば
心の奥底で覚えておいてください。
一時の熱情で、
息苦しく、窮屈に思いながらも
一緒に住み通すという、
修行・・・。
それが結婚の側面だと思います。
わたしは夫婦の壁にぶつかるたび、
自己啓発本や悟りをひらいた本を
手に取っています笑
② ガンに鈍感力
自律神経が順調に働いている
=ガンを発生させない
=ガンの予防
になるそうで、
おおらかに生きる、
つまり鈍感力が優れていると
ガンにもなりにくいとのこと。
そして、ガンになってしまった後も
楽観的で鈍感力を持っている人は
治りやすく、
逆に、弱気であきらめかける人は
治りづらいとのこと。
『病は気から』とは本当みたいです。
③ 嫉妬、中傷、嫌がらせに鈍感力
皮肉が通じない鈍感さを持てば
生きやすいということです。
どこにでも、
意地悪な人、
当たりが強い人、
嫌味っぽい人などはいますが、
そんなことを気にしたり、
傷ついたりせず、
“羨ましくて妬んでいるんだな”
と考えて、
妬まれることに感謝する?と良いそうです。笑
広い心に鈍さを持ち、
堂々と生きていく。
ここにもじたばたしない鈍感力が
必要なんですね。
他にもたくさんの鈍感力の
素晴らしさが書いてある一冊なのですが、
わたしが心に残った3章を
ご紹介しました。
気になった方はぜひ読んでみてくださいね。
雨が降る日もあれば晴れの日もある 映画や本はあなたを普通でいることの幸せを教えてくれますよ 今日の出会いに感謝!