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映画「ニューオーリンズ・トライアル」陪審員制度を生かしたリーガルサスペンス

 ニューオリンズで銃乱射事件が発生し、
その後、事件で夫を亡くした妻が
銃会社を訴えます。


 日本人には馴染みのない
陪審員制度と銃社会のストーリーですが、
想像していたよりずっと面白く、
スリリングさに
ひやひやさせられました。



 この映画を3つにまとめますと、



1 原告


 銃乱射事件で亡くなってしまった夫のために
裁判を起こしたセレステ。
子供がまだ幼いのに
夫が命を奪われ、
悲しみに打ちひしがれています。
このような事件が起きたのは
銃を製造するせいだと、
銃のメーカー会社を訴えます。
セレステに雇われた
弁護士ローア(ダスティン・ホフマン)も、
銃社会を変えたいという思いがあり、
全力で裁判に挑みます。


2 被告


 訴えられたのは大手の銃会社と銃協会。
お金に物を言わせて、
陪審員コンサルタントを雇い、
どんな手を使ってでも裁判に勝とうとします。
このベテランの陪審員コンサルタントはフィッチ。
有能な人物を使い、
陪審員候補を調べ上げ、
弱みを探そうとしたり、
生活を見張り続けます。
勝つためには容赦ありません。



3 陪審員


 陪審員の中に何かを企む男性
ニック(ジョン・キューザック)がいます。
ニックは、愚鈍なふりをして、
陪審員たちを操作しようとします。
謎の美人マーリーも
関わってきます。



 弁護士、陪審員コンサルタント、
陪審員を操作しようとする者、
がそれぞれこの裁判を
手にしようとします。


 日常的に馴染みのない内容のため、
途中で少し集中力が切れてしまう時が
あるかもしれませんが、
是非最後まで観て頂きたいです。
本当に面白かったです。




 気になった方は是非観てみてくださいね。

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