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景気循環と発展によりサブスクリプションが優位になった話し

今回は経済の循環(浮き沈み)とサブスクリプションモデル(月額課金制)の優位性について考えていき、これからの企業のビジネスモデルについて考えていきたいと思います。

※この記事は過去の記事をリライトしていますので、情報が古い可能性がありますが、考え方自体は変わらないので、リアルタイムに活かすことができると思います。
最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
それではいきましょう。

自己紹介はこちら↓

景気循環とサブスクリプションの優位性

まずはサブスクリプションについて解説していきます。

これは「月額使用料を毎月払うこと」という定義をしますが、これまでにあった既存の「月謝」や「会員費」とは区別して

『これまでは大きなお金を出して1度買うと済んでいたものをもっとリーズナブルな価格にして毎月支払いにした形のもの』

と言うことを語っていこうと思います。

ですので、予備校や塾などの受講料などではなくMicrosoft社が提供するOffice365やマネーフォワードなどのような業態のことを取り上げていきたいと思います。


世界的企業がサプスクリプション制へ移行している

例えば、先に述べましたが、MicrosoftのOfficeです。

これは、エクセルやワードなどが元々PC入っているものを買う人もいますが、中には入っていないPCもあります。

で、一昔前は入っていなければ数万円のOfficeソフトを買ってきてインストールしました。

しかし、今はどうでしょう?

月額1,000円程度の使用料を払ってネットで契約して、ダウンロードをして使用するといった感じです。

ひと昔にはなかったクラウドサービスなどもセットになっています。

で、このサブスクリプション制の商品は使っている間は払い続けなければいけません。

もっと言うと、長く使うと買い切りの商品より値段が高くなることは確実なのです。

ただ、それ以上に価値があるものなら支払っても損した感じはないはずです。

サブスクリプション制のその他でみてみれば、Netflix、Disney、自動車、ワイシャツレンタル、個人用倉庫、ファッション雑貨、学習、飲食・・・様々なものが、このサブスクリプション制を導入しています。

なぜこのような時代になっているのでしょうか?

私が思うに、『顧客をキープしておけるから』だと考えています。

みなさんの中にトレーニングジムに通っていたことがある人はいるでしょうか?

ジムの会員費を払い続けながらも、全然行けていないということになった経験はないでしょうか?

うがった見方をすると、『最初に定期利用の契約をしてしまえば、ずっと使い続けてくれるから』ということも狙ってサブスクリプション制にしているということも考えられます。

それと、昔より楽しみ方やハードウェア、ソフトウェアの更新サイクルが早くなっているように感じます。

楽しみ方が多様化した分野を見れば、AmazonプライムやNetflixが挙げられます。

レンタルDVDを借りてきて家で見ていた頃とは違い、外出先や家の各居室に置いて個々に視聴ができ、レンタルDVDとは違う「見放題」「借りにいかない」などの利便性があります。


景気の循環とは?

10年一昔などという言い方もありますが、景気は概ね10年周期で好景気と景気後退を繰り返していると言われています。

現在は2020年ですが、10年前に何があったかというとスマートフォンが流行り始めたり、リーマンショックの影響で経済がどんより暗かったような印象を覚えています。

当時は今の巨大企業、Amazon、Facebook、Twitter、Netflixなどといった企業の存在感は今ほど大きくなかったように思います。

10年経った今はどうでしょう?

『日本企業といえば!』という会社よりは上記の米国企業が、日本でも浸透していますよね。

このように10年経つと世界はガラリと変わってくるのです。

このサイクルの中に景気も低迷期から好調期へと移り変わり、その中で、新しいビジネスが誕生しています。

ちなみに、ある専門機関の予測調査では「将来、今現在に無い職業に就く若者は全体の60%」と言う予測もされています。

このように新しいビジネスが繁栄したり、低迷してしまうビジネスが出てきたりします。

この循環の新しい仕組みとしてサブスクリプションがあると考えています。


個人でもサブスクのオーナーになれる

2020年に限った話ではありませんが、近年ではフリーランスとして働く人が目立ち始めていますし、市民権を得てきているように思います。

その代表はYouTuberやブロガー、ITエンジニア、ネットビジネスなどがあります。

この中で、オンラインサロンを運営するという選択肢もあります。

主宰者に共感した参加者が、毎月の会員費を支払いながら、有益な情報を得て、スキルアップするというビジネスモデルです。

この仕組みが個人でも持てるとなるとムチャクチャ美味しい仕事になります。

情報発信はテキストや動画、音声配信などがありますが、わざわざどこかに出勤する必要がなくなったり、在庫を抱えない商売ができたり、ストック型のビジネスとなり、安定した収益を得られるようになります。

このサブスクリプションを活用した、個人のビジネスモデルはお客さん一人あたりの出費は少ないですが、お客さんの人数が集まると、途轍もなくシンプルで、稼げるビジネスとなると思います。

そして、発信する情報は蓄積され、実績となり、新たなお客さんを呼び込みます。


5年後を見据えたビジネスをしよう

私はいろいろと妄想するところがあるのですが、将来、今の職場の賃金は目減りすると考えています。

理由は、価値観の多様化、顧客の分散、日本の衰退が起きると考えているからです。

1、価値観の多様化

簡単に言うと、昔ほどテレビは見られなくなり、その他に消費する時間が伸び始めると考えています。

テレビの代わりにYouTubeやNetflix、フィトネスジムに時間を使う人が増えると考えています。

と言うことはテレビ広告が観られず、企業の収益も若干分散されるようになると考えています。

2、顧客の分散

上記の続きになりますが、顧客が分散して辿りつく場所は先進的なビジネスを活用しているところでしょう。

わざわざ買い物に出かけるのではなく、ウィンドウショッピングをするためにお店にいくことが多くなると思います。

5Gの登場で動画コンテンツが充実し、いつでもどこでも動画が楽しめるようになる。

家でテレビを見る人の割合が減っていく。

そして、「好きなこと」を優先する生活スタイルが定着すると考えています。

フィットネスジムに行ったり、学習をしたり、複業をしたりと言う感じが一般的になるような気がしています。

3、日本の衰退

日本は人口が年々少なくなりつつあります。

するとそこには消費が起きません。

となると、サラリーマンの収入は減る一方になります。

リーマンショック後12年〜15年が経過し、経済の指標は上がり続けていまた。

しかし、個人レベルでの景気の実感は良いとは表現しない状況です。

景気が良いのに、実感がない。

おかしいですよね。

2020年3月に新型コロナウイルスの流行で経済は大暴落しています。

ここから数年は日本の景気は低迷すると個人的には思います。

20年前、10年前、と比べて、生活は便利になりましたが、おそらく好景気の実感は感じていないと思います。

これが日本の衰退の始まりだと考えています。

で、上記3つのトピックスから考えて、景気循環のサイクルにうまく乗れるように準備をしないと、循環に置いていかれてしまいます。


最後に・・・

私は常に新しい情報に触れるように生活をして、考え方を変化させています。

サブスクリプションの台頭からみた今後の世界の変化を感じつつ「経済的な・人間的な・ビジネス的な」サイクルにアンテナを張りつつ、新しいことを追いかけていくと楽しく生活できると思います。

追いかけていない人、立ち止まると決めた人は周囲からの信頼が得られなくなると思います。

先述した3つのトピックスを踏まえてこれからの収入の作り方としては、まずは仕事に就いて、定期的な収入を確保することが必要でしょう。

そして、サブスクリプションを作る。自分の経験や特技を発信して、情報に価値を与える。

価値を感じてもらえる人たちと特技の深掘りをしたり、教育者としてコミュニティを作る。

これらが、ここから5年の賢い収入の取り方となると思います。

ではでは。

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