ファッションを生み出し、医療業界の課題も解決するクラシコ・パタンナーの魅力を紹介
「常に新しいことに取り組み、世界最高のモノを作る気概がある。そんな人と一緒にクラシコで働けたら嬉しい」。示し合わせたわけでもなく、自然と二人の口からはそんな言葉が飛び出しました。
今回インタビューするのは、クラシコの商品を支える、メンズパタンナーの宮武さんと、レディースパタンナーの生田さん。
「世界中の医療現場に、人間的で、感性的で、直感的な革新を生む。」
ミッション実現のため、クラシコのパタンナーは、どんな役割とやりがいをもって働いているのか。その魅力について聞きました。
一般的なアパレルのパタンナーと異なる点は?
──まずは、業務内容を教えてください。メディカルアパレルの場合、一般的なアパレルと比べ、パタンナーの仕事に違いはありますか?
宮武:パタンナーは、紙やPCの画面上に製図を引き、パターンを作ります。そして工場で縫製できるように仕様書を作成し、できあがった製品を検品するまでが仕事の範囲となります。
医療従事者向けの製品であっても、一般アパレルパタンナーとやることが大きく変わるわけではありません。
強いていえば、病院に一括導入するナースウェアは、専門のクリーニング会社のクリーニングにも耐えられるよう、仕様を変更している点でしょうか。
生田:「クラシコのパタンナー」は、ファッション性だけではなく、機能性をプラスする技術力も一般アパレル以上に問われます。
クラシコのレディース商品は、ユニフォームという制限があっても、女性らしさやトキメキが感じられるデザインになっています。メンズとは違って、胸まわりのパターンがやや複雑になりますが、きれいなシルエットを意識することも大切です。
社会貢献性の高い商品と、研究開発のサポート体制が万全のモノづくり環境
──パタンナーとして、クラシコで働ける魅力は何でしょうか?
宮武:特に魅力を感じている点は2つあります。
1つは「研究開発の環境」があること。創業者の一人がパタンナー出身なので、海外の製図、書籍の購入や勉強会への参加など、前向きなサポート体制があるんです。
パタンナーとして特に嬉しいのは、研究用サンプルの購入。過去に大手アパレルブランドで働いていましたが、予算がないと渋られることが多々ありました。
仮にサンプル購入の許可が下りても、製品のまま保管される場合が多いんです。つまり、パタンナーの資料としてバラしづらい。その点、クラシコでは分解・研究も十分にできます。
2つめの魅力は「社会貢献性」が高いことです。
医療従事者の「現場の声」に耳を傾け、アンケートやヒアリング調査も愚直に続けるクラシコの姿勢は、まさに課題解決の活動そのもの。これまで多くの「医療現場のニーズ」に応える商品を生み出してきました。
下記に紹介する「スマートデバイスコート」は、非常にわかりやすい例ではないでしょうか。
関連:メディカルアパレル業界で優位性を発揮できるクラシコの強み
クラシコのパタンナーに求められるのは、新しい発想と挑戦し続けるマインド
──クラシコのパタンナーに興味がある方へ、メッセージをお願いします。
生田:クラシコは次々と新しいことに挑戦する会社です。既存のD2Cだけでなく、病院への一括導入や海外展開も順調に進み、今後も新プロジェクトを多く控えています。
クラシコのパタンナーとして働くと、一般アパレルでは味わえない体験ができ、知識も身につく。私はこれまで数社でパタンナーとして働いてきましたが、その経験から断言できます。
チャレンジが好きな人にとって、とてもやりがいのある職場だと思います。
宮武:ユニフォームだから、医療従事者向けだからと、思考の枠には絶対にハマらないでほしいですね。クラシコは会社としても急成長しているので、商品もチャネルも変化し続けています。
それにより、自由な発想が求められる場面も増えています。
一見メディカルアパレルとは関係のないカジュアルウェア、例えばマウンテンパーカーのパターン技術であっても、それが役立つ可能性がある。これまでの経験が参考にならないのではなく、むしろ新しい商品作りのヒントになりえる、ということです。
歴史ある会社やブランドだと、これまで続いてきた「伝統的な手法」に従わなくてはいけない場面にも出くわすでしょう。でもクラシコは、手法ではなく「アウトプット」にこだわります。
お客さまの視点で考え、本当に必要なものを作る。だからこそ、メディカルアパレルの業界で、クラシコはイノベーションを起こせる。私はそんな風にこの会社の可能性を信じているんです。
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