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沖縄県のコーヒー農園で、贅沢な珈琲タイム

日本にもコーヒー農園があることをご存知だろうか。

数年前、百貨店内のとある珈琲店で「小笠原諸島で採れた国産コーヒー」が50g 5,000円程で限定発売されているのを見掛けたことで、日本にもコーヒー農園があることを知った。
日本でもコーヒーが採れる時代が来たのか!と心が弾んだのと同時に、飲んでみたいけれど流石に高いなあと手が出せなかった。
その後、テレビで沖縄のサッカークラブがコーヒー栽培に挑戦していることを知り、沖縄でもコーヒーって育つのか!と胸が熱くなった。

実は先週沖縄県へ家族旅行に行ってきた。
旅行に行く前、ことりっぷを読んでいるとコーヒー農園が紹介されているのを発見。
なんと、コーヒーの実を収穫して、剥いて、乾燥させて、焙煎して、その場で飲めるというではないか!
コーヒー好きとしては何としても体験したい!いや、体験せねば!!と、Googleマップや農園のホームページとにらめっこしながら予定を立てた。
美ら海水族館に行く前にコーヒー農園に行きたいと考えていたが、ことりっぷで紹介されていた農園までは距離が遠く断念し、美ら海水族館にほど近い名護市の「中山コーヒー園」に行くことにした。


コーヒーの実の収穫は11月下旬~5月上旬頃までだそうだが、今年は大雨の影響で4月中旬に終了してしまったそう。ひと足遅かった。残念(´・ω・`)

収穫体験は出来なかったものの、農園内を散策したり、農園で採れたコーヒー(品種が選べ、しかも無農薬!)を美味しく楽めた。
ずっと行ってみたかったコーヒー農園。
日本で行けるなんてまるで夢のようで、農園に着いた瞬間感極まって1人涙ぐんでしまった。
前置きが長くなってしまったが、写真たっぷりに振り返っていこうと思う。

狭くなっていく山道を進んでいくとコーヒー園が登場。
デッキから農園を眺めながらコーヒーを楽しめる。
奥には2,000本以上のコーヒーの木が植えられている。
間近で見るコーヒーの木。まだ1粒、実が残ってた?
ハーブも多く育てている。もう10周年なのね。
体験メニューとカフェメニュー。
農園産コーヒーは1杯2,000円也。
希少価値の高い沖縄コーヒー。その価格に納得。
実から種を取り出して、洗って、乾燥させて、焙煎。
農園オリジナルグッズも多数販売していた。
イエローブルボン、ティピカ、ムンドノーボから選べる。

「ムンドノーボ」は、ブルボン種とティピカ種の配合種。
沖縄県で1番多く栽培されているらしい。
わたしはイエローブルボンを。夫はティピカを注文。

コーヒーがワイングラスに注がれる(お洒落)。
左の小さいカップには、コーヒーのリーフティ。
手前はエスプレッソマーブルケーキとコーヒーの実。

●イエローブルボン
→雑味がなく、キャラメリゼのような後味でまろやか。美味っしい。ブラジルのブルボン種を飲んでる気分。

●ティピカ
→イエローブルボンよりやや酸味あり。香りがよく、雑味がなく飲みやすい。

●コーヒーのリーフティ
 →初めて飲んだ。びわの葉茶みたいで、健康に良さそうな味。美肌や健康に効くらしい。

ハイビスカスが添えられて一気に溢れ出す南国感。
初めての国産コーヒーは香り豊かでコクがあり、雑味は殆どなく、想像以上に美味しかった。

鳥の声や葉が揺れる音を聞きながら、目の前に広がる農園を眺めて、のんびり優雅にコーヒーを味わって、なんて贅沢な時間なのだろうと心から安らいだ。ここが楽園かあ、とも思った。

パンフレットもいただいてきた。
広く認知されて欲しいので、堂々と載せる。

摘みたかったああ
熱量がビシビシ伝わるパンフレット。
すっかりファンになりました。次回こそは収穫体験を…!

↓コーヒー農園を探す際、参考にさせていただいたサイト


次の沖縄旅行、コーヒー農園に行ってみては?


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