準備と決意表明の2023プレ 2-学びのお手本
前回書いたように、2024年は本来なら折り返し地点になる年である。
なのに私ときたら、特筆するようなことは何もしてこなかった。
言い訳するなら、チェコ語に関連するテキストや書籍をちょっとずつ買い集めはした。そして満足するという典型的なアレである。
さて、2023年になって私が重たい腰をあげたきっかけはは「千葉ルー」こと済東鉄腸『千葉からほとんど出ない引きこもりの俺が、一度も海外に行ったことがないままルーマニア語の小説家になった話』(左右社) と 読書猿『独学大全 絶対に「学ぶこと」をあきらめたくない人のための55の技法』(ダイヤモンド社)が話題になったことだ。
日本におけるマイナー言語の学習と独学のマインドセットに非常に参考になる2冊だ。
さらには、東京外国語大学で教鞭を取られている金指久美子先生がチェコ語専攻の学生に向けてまとめた辞書案内のPDFも発見した。(記載年月日によると2010年に作られた資料のようだ)
詳細は本PDFを探してお読みいただくとして、まずはとにかく語彙を増やしましょう、というのが主旨。
そこでオススメされているのが以下2冊。
・金指久美子編『チェコ語基礎 1500 語』(大学書林)
・小林正成・桑原文子共編『現代チェコ語日本語辞典』(大学書林)。
なお、『チェコ語基礎 1500 』は重版未定で入手出来ていない。
なので図書館で『チェコ語基礎1500』を借りてオリジナルの単語集を作ることとする。
手書きでかつ個人使用の範囲なら著作権法違反には該当しないので、収録単語1620語のチェコ語と対応日本語を下書きノートに書き取る。
これを改めて持ち歩きに適したサイズのノートにまとめていくのだが、そのままチェコ語日本語で写しても面白くないので「50音順チェコ語英語辞書」として作り変えることにした。
日本語の音順で直感的に引いて、対応するチェコ語と英語両方を覚えていくという目論見、だけれど上手くいくかどうか。
この結果は次回号予定の2024年号でまとめたい。
しかし本心を言うならちゃんと『チェコ語基礎1500』が欲しいなぁ。重版求ム。
以上の4冊を学びのお手本として、今後の学習のコンパスとする。
チェコ語の学習にあたり具体的に使うテキストについては次回。
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