見出し画像

今、あなたが就職活動するとしたら何を考える?

今、就職活動に変化が起きています。「脱終身雇用」のトレンドが醸成され、それにより企業サイドでは「メンバーシップ型雇用からジョブ型雇用」人材サイドでは「ポータルキャリアの意識」が深まっています。市場変化の激化やプロダクトサイクルの短縮により企業は柔軟な雇用を必要になります。例えば昨今IT人材を募集していない企業は稀でしょう。IT人材といえばこれまではIT業界で活躍するものでしたが、資生堂がアクセンチュアと提携するように(https://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/2105/17/news054.html)、もはや非情報産業においてもIT化は避けて通れない時代となりました。

そのような激動の時代で私たちはどのように市場にとって最適な人材であり続けられるのでしょうか。新しいカタチの職業選択を教えてくれるのが『JOB PICKS』です。

専門化の時代

メンバーシップ型の雇用からジョブ型雇用への移行により私たちはスペシャリストになる必要があります。「メンバーシップ型からジョブ型雇用へ」というのは例えば、野球でいえばチームに入ってからバッターを2年経験した後、ピッチャーにポジションチェンジするようなイメージです。こう見るとチームとしては非効率な組織作りに思いますが、かつての日本ではメンバーシップ型が機能していました。従来の日本企業は社員を家族のように扱い、生涯をかけて育てていくのが主流です。社員はそれに応えて良くも悪くも生涯を会社に尽くしていました。結果労働集約的な生産が実現し、経済成長期においてはメリットを発揮していた訳ですがグローバル化に伴い市場の競争が激化していく中で強度なメンバーシップ型雇用を維持していくのは難しくなりました。こうして変化していく先がジョブ型雇用です。ジョブ型雇用では人材のスキルにフォーカスして雇用します。メンバーシップのように職務を超えた異動もありません。職務のミスマッチを防ぎ、特性に合わせ雇用することで生産性をあげられるのが特徴です。

流動化の時代

選り取り見取りなジョブ型雇用という印象を抱くかもしれませんが、人材市場において人材の流動化を促し、人材間での競争が加熱します。メンバーシップ型雇用では企業が人材にあらゆる経験を積ませ管理職につかせ会社に尽くせばポジションを確立でき給料は稼げましたが、ジョブ型(欧米)ではポジションの消失と伴い解雇が発生するケースもあります。もちろんジョブ型雇用のエリアでは転職市場も活発になります。しかし転職時にはスキルに照らし人材の価値を評価されより能動的・恒久的にパフォーマンスの研鑽とキャリアマップを描く必要があります。

分業化の時代

営業職と一口に言えど、フィールドセールス、インサイドセールス、カスタマーサクセスに分けられるなどテクノロジーが発達する中で顧客への接点の持ち方も多様化し、ポジションも分かれていきました。自己分析し自身の特性とスキルに合わせてジョブ選択が必要となっていきます。また会社としての効率よりチームとしてのパフォーマンスが評価される時代に突入するにつれ、会計や財務、人事などの中央集権的なコーポレート業務が各事業部や部署付けでの配属されるケースも増加しています。(HRBP,FP&Aなど)https://newspicks.com/news/5813227?ref=user_270631

変化する時代の中でバリューを得るには

「専門化・流動化・分業化」この3つの変化が進むにつれ、従来総合職として活躍していた人材が求められるのは「コミュニケーション+ポジションとしてのスペシャリティ」と考えます。コアなコーポーレート業務に該当しない人材は「チームに貢献するための柔軟性とチームとしての専門性」が必要になります。所属の流動化が進む社会では、ポジションでの価値を発揮するためには常に自分のアップデートが欠かせません。つまり自己分析と自己研鑽がこれまで以上に必要となっていきます。

「やりがい」「適性」「給料」という切り口から今をときめくジョブを考えられるのが『JOB PICKS』の特徴です。学生の方はもちろん社会人になって改めて今の人材市場を考えることは非常に大切だと思いました。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?