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VACILANDO

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2022年4月に始まった海外在住noteクリエイターの共同マガジンです。 海外の生活や仕事に興味がある方、今世界のあちこちで何が起こっているか気になる方、海外に出て見たい方にお…
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2023年2月の記事一覧

ドイツの2月

2月というのは疲れる月だ。疲れているのは私の胃腸だけではない。職場の保育園では感染症胃腸炎が流行って、子供だけでなく保育士もダウン。「今日は誰々が来ない!人が足りない!ひー!」となっている。例にもれず、うちの子供も先週熱を出した。私もなんだか調子が出ない。全ての原因はこの アップダウンの激しい気温の変化にあるに違いない。この間太陽がサンサンと照って「もう春がきたんだなぁ。」と思わせておいて、今日は雪が降りやがった。積もってんじゃねーか。マイナスじゃねーか。しかし昼になると、あ

イギリスの2月

あっという間に2月も終わる。1月は長く感じたが2月はあっという間だった。なぜだろう?周りのイギリス人も皆そんなことを言っている。クリスマスシーズンが忙しすぎて、何もない1月との格差が大きすぎて、1月は長いと感じるのだろうか。バレンタインデー当日に記事を書こうと思っていたのに、2行書いてそのままになってしまっていて、あっという間に2月も終わりに近づいている。イギリス人はラテンの方々のように愛をオープンにしないので、バレンタインデーは比較的地味だと思う。お花屋さんは忙しそうだし、

マサイ族の"なやみ"に潜入してみた

タンザニア在住のほりともです。 アフリカにきてびっくりしたことの1つ。それは、村に住んでいると思っていたマサイ族たちが、都会の町に溶け込んでいること。 日本では知られていない、そんなマサイ族の「なやみ」について聞いてみました。 マサイ族とは? 日本でも、驚異的なジャンプ力や視力がいいことなどで知られているマサイ族。 マサイ族は、ケニア南部からタンザニア北部に暮らす少数民族。あまり知られていませんが、マサイ族はケニアだけではなく、実はここタンザニアにも多く住んでいるん

ワルシャワ通りで、変わってゆくベルリンを思う。

土曜のベルリンは雨だった。今日は子供達から解放され一人時間ができた。少し贅沢をしたい時は、インスタ映えする可愛くてゴージャスなドーナッツが食べたくなる。それで今日を少し特別な日にしたい。お目当てのドーナッツ屋はワルシャワ通りにあるので、電車に乗った。ワルシャワ通り駅は2017年に新しくなったけれど、しかっり落書きされ程よく汚され、ベルリンのどんより空に物言わず馴染んでいる。 そういえば昔いたパンクのお姉ちゃんやお兄ちゃんはどこに行ってしまったのだろう。みんないい大人になって

ジョージア🇬🇪バレンタイン

みなさん、こんにちは! ジョージアで2回目の2月を迎えたゆうこです! 今回は2月14日バレンタイデー!についてのお話をみなさんとシェアします〜! 私は、ここジョージアの首都トビリシで日本語講師をしています。 昨年は、レッスンは全てオンラインだったため ジョージアでのバレンタインデーを身をもって知らず・・ 2月13日の日本語レッスンから何だか生徒さんたちがソワソワしています レッスンが始まるや否や 「先生、(明日は)今日はバレンタインデーです! 先生、チョコレートをどう

アイルランドのバレンタイン❤️

ヨーロッパに移住して楽しいことのひとつ、バレンタイン。 女性が男性にチョコレートをあげる日本とは逆で、男性から女性にチョコレートやギフトを渡します。ホワイトデーはありません。 女性には楽な与えられるだけのヨーロッパのバレンタイン。 そんなアイルランドのバレンタインギフトの定番3つをお話しします。 ①チョコレートバレンタインシーズンに、日本のデパートでチョコレートのブランド祭りがあるように、アイルランドの高級デパートでも高級チョコレートの販売が行われます。 でもアイルラ

実は最高だったアフリカのランニング環境

タンザニア在住のほりともです。 アフリカにくるまでは、ずっと続けていたランニング。「アフリカは治安が悪そうだから、ランニングはできないだろうね」多くの人にそう言われてきました。私も、タンザニアでの生活が始まったらランニングはできないだろうな~とあきらめていました。 しかし、私の予想は大ハズレ。実はタンザニアでのランニング環境は最高だったのです。日本では知られていない、ここタンザニアでのランニングの様子についてご紹介します。 新しい環境や生活になったら、今まで楽しんでいた

アフリカ布が女性を強くする

アフリカ布と聞いて、あなたは何を想像しますか? アフリカ布は、アフリカらしい大自然をおもわせる明るい色使い、動物やフルーツなどのユニーク柄など、大胆なデザインが特徴の布です。日本でも、最近はアフリカ布のスカートや小物の人気がでているので、あなたもイメージしやすいのではないでしょうか。 タンザニアで人気のあるアフリカ布は「キテンゲ」とよばれるもの。 タンザニアの女性たちは、このキテンゲのワンピースをとってもすてきに着こなしています。色が鮮やかなキテンゲを着た彼女たちが町を

LGBTとカトリック

アイルランドで話題になってるニュースがあります。 停職処分を受けた学校の先生が、その決定に抗議するため毎日その学校に出没しているというニュース。 この先生が停職処分を受けたのは、「トランスジェンダーの生徒を”they”で呼ぶ」という学校の新しい規制に激しく反対したから。 事態が収まるまで教鞭を取ることを学校側から禁止されたにもかかわらず、その要請を無視し裁判沙汰になり、結果投獄までされました。 しかしそれでも諦めきれず、釈放後も毎日学校に現れることでストライキを起こして

【アメリカ生活】 宅配ミールキットのサブスクを試してみた

旦那様が「宅配ミールキットのサブスクに入ったから」と突然言ってきた時はびっくりした。 意外!...でも、なんで? 自分は偏食のくせに。 話を聞いてみると、どうやら子供に料理を覚えさせるのが目的らしい。 なるほど!それはいいアイデアかも。 最近、わたしが仕事から帰って夕食を作る時間と、子供の食事できる時間にズレが生じていた。 子供の夕方からの習い事の帰りが遅くなることが多く(送迎は旦那様)、家に帰るまで我慢できず、帰り道にファストフード(チーズバーガーとポテトとソーダ)を食べ

ハンブルク、ミニチュアワンダーランドに行って来た。

私は罪悪感にさいなまれていた。冬休みだと言うのに何の予定もないのだ。子供たちをどこかに連れて行かねばならないと言う強迫観念に、毎日イライラしていた。そしてふと思いついた。 「そうだ。ハンブルクに行こう。」 日本語を教えている生徒さんは、よく旅行に行くドイツ人の女性だ。いやドイツ人なんてみんな旅行によく行くんだけど。とにかくその人から教えてもらったことがある。ハンブルクのミニチュア博物館はとても面白いと。私はミニチュアには何の興味もないけれど、きっと男の子なら存分に楽しめる

【アフリカ・ジブチの日々】ラマダン明けのお祝いにイスラム教徒の女の子が楽しみにしていることは?

ジブチ共和国に行ったのは、今から20年前。 アフリカ大陸で、肌の色の違う人たちがいて、イスラム教で、世界一暑い国で、現地の人はソマリア語とアファル語を話すけど公用語はフランス語とアラビア語で…知らない事ばかりだった。 これは着いてから半年経った頃のこと。 結構いろいろなことを知ったつもりだったのに、まだわたし達の距離がとても遠いことに気付いた日のこと。 その日はラマダン(イスラム教徒の断食月)のお祝いで、わたしは親しくなったHIBOという女の子のうちに招待された。 イ