アリアリ@フランス・アリエ県

ゴールデンレトリバーのシラノ&フランス人の夫と三人暮らし。 「なるほど、そう来る?フラ…

アリアリ@フランス・アリエ県

ゴールデンレトリバーのシラノ&フランス人の夫と三人暮らし。 「なるほど、そう来る?フランス人」https://www.amazon.co.jp/dp/B08XPVHZF1/ https://youtube.com/channel/UCkN6CKvVrl3AdPDwQqS59YQ

マガジン

  • VACILANDO

    • 470本

    2022年4月に始まった海外在住noteクリエイターの共同マガジンです。 海外の生活や仕事に興味がある方、今世界のあちこちで何が起こっているか気になる方、海外に出て見たい方にお薦めです。 更新頻度はそれぞれ1~2週間に一度くらい。 更新曜日が違うので、マガジンをフォローしていただくと新記事を逃さずお読みいただけます。 現在12名が参加しています。 アイルランド:つぐみ@アイルランド会計士 アメリカ合衆国・フロリダ:ちゃまな🇺🇸手仕事で繋がる アメリカ合衆国・ハワイ:リリコイ@内省女王とそのしもべたち カナダ:eiko@カナダ イギリス:りったん イギリス:ルッコラ ジョージア:ゆうこ@海外教育移住 スウェーデン:のり巻@スウェーデン タンザニア:ほりとも ドイツ:idoamon イドアモン ドイツ:ぐっちー@ドイツのシステム屋 フランス:アリアリ♡香田有絵

  • アフリカの日々2003-2006夏

    2003年7月から2006年6月までアフリカのジブチ共和国で過ごしました。 アフリカでの経験、学びは今のわたしに大きな影響を与えています。 印象に残ったエピソードを思い出しながら記します。

最近の記事

【フランス生活】愛犬シラノの老い

土曜日にちょっと良くない兆候があって、すぐに電話して予約、夫と一緒に動物病院に連れて行った。 血液&エコー検査。 脾臓に腫瘍が出来ているとのこと。 知らないフランス語ばかりで、夫に聞いたりネット検索したりしながら、話に置いていかれそうになるのを、やっとのことでついていく。 「脾臓摘出手術」という一語のフランス語があるだなんて、これまで一度も考えたことすらなかった。 話しを総合すると、脾臓に腫瘍ができていて、治療方法は脾臓の全摘出しかない。でももし肝臓や肺に転移していたら

    • 【フランスの列車】サバイバル・ゲームも楽しめる?!

      サバイバルゲームを比較的安全にしたい人は、フランスを旅行するといい。 まあまあレベルの高い「実践ゲーム的状況」に、頻繁に陥ることができるからだ。 フランス歴15年のわたしにとっても「まあまあ」であるから、フランスを初めて訪れる人は「頭の中まっしろ」くらいにはなれるかもしれない。 今日は記憶も新しい、つい最近体験した「わくわく、ドキドキ、実践フランス列車ゲーム!」をお伝えします。 単に「乗るはずだった列車が遅れたり、来なかったりした場合」のうんざりする話とも言えるけれど、

      • 【フランス】温泉とシャンパーニュ・ピクニックの一日 ②ピクニック

        フランス、アリエ県在住の香田有絵です。 友人が遊びに来たので、フランスならではの素敵な一日を過ごした。 ①温泉の街VICHYでSPA体験 ②シャンパーニュ・ピクニック ③帰ったら用意されているディナー その②、シャンパーニュ・ピクニック。 温泉町VICHYでSPAに入り、体も心もすっかりゆるんだ友人とわたし。 大満足だったけれど、愛犬を置いていったことに良心の呵責もあった。 そこで犬たちも一緒にアリエ河のほとりへ車で移動。のんびりした午後を過ごしにでかけた。わたし達が

        • note投稿から雑誌のお仕事いただきました

          フランス在住、香田有絵です。 人生ではじめて雑誌のお仕事をいただきました。 noteの投稿を読まれた編集者さんから、インスタのDMで依頼があったのです。 掲載の号が発売になりましたので、嬉々としてお知らせさせていただきます。 「RETRIEVER 2024年7月号」P38・39見開き2ページ、「フランス流レトとの「ゆるーい」バカンス事情」です。 noteに2021年5月からぼちぼち書いています。 フランスのこと、愛犬シラノとの暮らし、その時々思ったことなどなど。 「n

        【フランス生活】愛犬シラノの老い

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        • アフリカの日々2003-2006夏
          13本

        記事

          【フランス】温泉とシャンパーニュ・ピクニックの一日 ①温泉

          フランス、アリエ県在住の香田有絵です。 友人が遊びに来たので、フランスならではの素敵な一日を過ごした。 ①温泉の街VICHYでSPA体験 ②シャンパーニュ・ピクニック ③帰ったら用意されているディナー ①温泉の街VICHYでSPA体験 コスメでも知られるVICHYは、フランスでも有数のSPA(温泉療養)の街。 お年寄りや医師の診断を受けた人が湯治のために訪れる。 一週間から数か月の滞在で温泉やサウナに入り、マッサージを受け過ごす。宿泊なしに温泉水だけ楽しむこともでき

          【フランス】温泉とシャンパーニュ・ピクニックの一日 ①温泉

          【フランス】国土の95%はGendarmerieが守っている

          6月に入ってもフランスはまだ寒い。朝は7℃だったりする。 午後になって急に20℃越え。こんな天気がしばらく続くらしい。 週末、今住んでいるアリエ県のGendarmerie(ジョンダルムリー)のオープン見学デーに行って来た。 ジョンダルムリーは「国家憲兵隊」といういかめしい名前で訳されるけれど、実際は「ほぼほぼフランス全土を守る警察」。 警察と訳されるPolice(ポリス)は、国土の5%をカバーしているだけなのだ。もっとも人口比では、PoliceとGendarmerieの

          【フランス】国土の95%はGendarmerieが守っている

          【アフリカ】未曾有の幸せに気づいた日

          フランス在住のアリアリです。 アフリカのジブチという国で3年暮らしました。 世界一暑い国と言われ、貧しさでも相当なものでした。 それでも人々は陽気で、楽しそうにおしゃべりして暮らしていました。 生産的な国ではないので、みんな時間はたっぷりありました。 そこでは人生観を変えることがいくつもいくつもありましたが、 ある日言われた言葉もその一つです。 「日本のように争いがなく豊かで素晴らしい国に生まれることができたら、それ以上何も望まない。どんなに幸せなことでしょう」 日本

          【アフリカ】未曾有の幸せに気づいた日

          旅行に使えるフランス語①

          フランス在住、香田有絵です。 2024年夏は「パリ、オリンピック&パラリンピック」が開催されます。 この機会にフランスを旅行しようという方も多いでしょう。 テレビでフランスの様子を目にする機会も増えますね。 そこでフランスをより楽しんでいただけるようなことも、ぼちぼち書いていきたいと思います。 第一回は旅行に使えるフランス語その1です。 まずは、フランスで楽しく過ごすためのフランス語3原則から。 1)旅行のフランス語・3原則1.第一の原則「フランス語力より、コミュニケ

          旅行に使えるフランス語①

          【フランスで生きる】森を歩きながら考えたシラノとの残り時間。

          「今年はシラノの最後の春になるのだ」と、先週の獣医との話で悟った。 「来年もあるかも」と思うのは、希望を持つ意味ではいいけれど、今というときの大切さをぼやかしてしまうことでもある。 3か月になるか、夏を越せるか、11月に12歳の誕生日を迎えられるのか。 「できるだけ長く」とこちらの気持を押し付けて無理な治療をすることなく、「かわいそう」だから何でも食べてよしと体調を一気に悪くさせることも避け、できるだけ普通に大事にしていきたい。 別れを覚悟して過ごす時間があるのはありがた

          【フランスで生きる】森を歩きながら考えたシラノとの残り時間。

          シラノは11歳。 お医者さんの話から、どうも最後の春かなと思われる。あと一年は無理なのかも。 いろいろ弱っているのだ。 フランス暮らしの大事なパートナー。 普通の日を大事に過ごして行こうね。 写真は今日のシラノ。 元気で、幸せそうに見える。 幸せなんだといいな。

          シラノは11歳。 お医者さんの話から、どうも最後の春かなと思われる。あと一年は無理なのかも。 いろいろ弱っているのだ。 フランス暮らしの大事なパートナー。 普通の日を大事に過ごして行こうね。 写真は今日のシラノ。 元気で、幸せそうに見える。 幸せなんだといいな。

          【フランス】ルノワールの絵が出品!小さな街のオークション

          オークションなんて、遠い世界の出来事だと思っていた。 すごいお金持ちが行くところなんでしょ?と。 今住んでいるアリエ県ムーラン市はフランスのど真ん中にある人口2万人の小さな街。 「ルノワールがオークションに出るらしいから行ってみよう」と夫に誘われ、友人カップルも誘って行ってみることにした。 田舎だから気後れしないで行けそう。ルノワール見てみたい。 開始時間少し前に着くと、まだ会場は開いていない。 待っている人たちも普通の感じでひと安心。 会場の雰囲気はなごやか。はじめ

          【フランス】ルノワールの絵が出品!小さな街のオークション

          【フランスの迷信】VACILANDOリレー企画

          海外在住noteクリエイターの共同マガジン「VACILANDO」のリレー企画。 フロリダのちゃまなさんからいただいたお題。 「なんか突拍子もない迷信の話、ありませんか?」と言われたのですけれど、突拍子もない迷信ってどんなのでしょう? 突拍子もない迷信とは? ①猫に右目でウィンクをされたらその日のうちに歯が痛くなるから、急いでかたつむりにキスする。 ②黒い猫が目の前を通ったら、人生を変える大きな不幸が訪れる。 ③妊婦が犬の尻尾を踏んでしまったら、お産が重くなるから、お

          【フランスの迷信】VACILANDOリレー企画

          【フランス】お菓子を食べたかったら、パン屋に行けばいいのよ。

          note海外在住クリエイターの共同マガジンVACILANDOの「うちの国のスイーツ特集」記事です。 フランスでスイーツを買うなら、パン屋さんです。 日本ではケーキ屋さんで売っているようなお菓子も、パン屋さんで買います。 パリなど大都市ではケーキ屋さんもありますが、それはむしろ少数派。 パン屋さんで買える代表的なスイーツをご紹介しましょう。 エクレア(Eclair):手作りっぽいものから、お洒落さんまでいろいろ。 チョコ、コーヒーの他にピスタチオ味なども。 マカロン(

          【フランス】お菓子を食べたかったら、パン屋に行けばいいのよ。

          【フランス】農家の怒りが燃える、デモの一日

          0.農民のデモについて フランス全土で農民がトラクターでデモを実行中。 EUや政府の政策などによりフランスの農家が窮地に陥り、法改正や援助金の増額などを求めているのだ。 アリエ県でも、若い農民団代から「県庁に集合せよ」とアナウンスが出された。 前日、デモの代表者から県庁に確認電話があった。 通常デモは、農業組合主体で行われるため統率が取れている。 が、今回は若い農家が自主的に「県庁に集まれ!それでもだめなら、パリへ向かおう!」とデモを決定した。 旧来の農業組合がどこまで

          【フランス】農家の怒りが燃える、デモの一日

          職業・マダム「夫の昼食会」

          夫の仕事の都合で、6人の昼食会を開くことになった。 今後の仕事人生がかかっていると言ってもいいくらい、大事な会。 夫も力が入っているけれど、わたしも力が入る。 そして思った。やっぱりマダムだって職業の1つではないかと。 そう思ったら、ちょっと面倒と思っていた昼食会を、張り切って楽しく準備することができた。「夫の仕事を手伝っている」のではなく、「マダムという自分の仕事をしている」と思うだけで、気合の入り方が違う。 この会の責任者は、わたしなのだ。 場所は現在の住まい、ア

          職業・マダム「夫の昼食会」

          フランスの年越し

          新年おめでとうございます。 フランスでは直前に不幸があっても喪中でも、新年を祝って大丈夫。 むしろそういう年こそ家族集まって、新年を祝います。 とはいえ日本の年末年始を知っている身には、海外の年末年始は寂しい。 フランスも同じです。伝統的な行事というものがありません。 日本にいた時は全くありがたみを感じていなかった紅白歌合戦や門松、お正月番組、お節料理などが、懐かしく感じられる時期です。 今年は夫の両親、伯母を招いて28日から元日まで一緒に過ごしました。 大人だけの年末