第９章：チカコ、バースデーショーを開催するの巻（後編）

開催５日前。
このままでは会場費も払えない！と思った私は、取りたくなかった最後の手段をとります。それは、一番頼りたくなかった人に頼ることでした。

チカコ伝第９章第５話〜愛されていないと思い込んでいた話〜より抜粋

👇これまでのお話はこちらから👇
第１章：「わかりません」さえ言えなかった少女時代の巻
第２章：20代、はじめて趣味ができるの巻
第３章：ベタな夢を追いかけ上京するの巻
第3.5章：殻をやぶる破天荒な人たちとの出会い
第４章：チカコ、ホームレスになるの巻
第５章：チカコ、廃人になるの巻
第６章：チカコ、台湾に行きまくるの巻
第７章：チカコ、歌とダンスに挑戦するの巻
第８章：チカコ、バースデーショーを開催するの巻（前編）


歌もダンスもど素人、に加えて資金ゼロの私が
バースデーショーを開催しよう！というチャレンジ。

途中、チームが崩壊しそうになったり、衣装案を作成直前で大幅チェンジしたりとか色々ありつつ、なんとか形になってきた✨

そう、１つの問題を除いて・・・

それは、資金面。

クラファンが思うようにいかず、
開催５日前の時点で、会場費分も集まっていなかった私。

それをどう解決したのか？の前に、
ショーの開催にあたって大切にしていたことを書いておこう。

こんな会場で開催したよ☆

前編でも書いたけど、私は
「翌日に死ぬとしたらどんなショーにするか」
という前提で動いていた。

それで、今までの人生の集大成として
お世話になった大切な人を呼んで感謝を伝えることに決めました。

中でも、一番きてほしくて
一番きてほしくない人・・・

それは、両親。

両親を新潟から呼ぼうと決めたんだけど、
これが私にとってめっちゃハードル高くて。

絶対、怒られると思ったから😂😂😂

第１章でも書いたけど、私の家は
中学生までドラマもマンガも禁止だったくらい古風な家庭で。

特に母からは
「公務員になりなさい」「貯金しなさい」「安定した職に就きなさい」
と言われ続けたのに、真逆の生き方をしてきた私。

そんな両親からしたら、
貯金もないのにお金集めてバースデーショーするって、
しかも微乳のエロスとか、アイドルライブって、あんた頭狂ってるの⁉️

って言われるんじゃいかと思ったの😂

なので、詳しい内容は言わずに
「誕生日に友達を集めてパーティーするから、私の大切な人に来てほしい。
　お父さんとお母さんにも、新潟から来てもらいたい」
と伝えました。

意外なことに、快諾。
新潟から東京まで、来てくれることになりました。

当日の会場リハ

さて、開催５日前。

このままでは、会場費が払えない。
どうしよう・・・

困った私は、絶対とりたくなかった最後の手段をとることにしました。

それは、父からお金を借りること。

前述の通りの家庭で育ったもので、
いつも貯金できない私は小言をよく言われてきたし、
しかも謎のバースデーイベントのために
お金を貸してほしいなんて、何て言われるか、、

でもこれしかない！！！
土下座してでも頼るしかない！！！
と、父に震える声で電話をしました。

ー結果。

「いいよ、今回は俺がなんとかするから」
と、快くお金を、しかも貸すんじゃなく出してくれたのです、、！！

しかも、超安定思考の母まで
「少しでも足しになれば」と当日現金を持ってきてくれました😭

両親の助け＋クラファンも直前で追い上げて、資金面をなんとかクリア。
無事にバースデーショーを開催することができました。

そして、当日は仲間たちが数々のサプライズを用意してくれて
想像をはるかに超えた時間になりました✨✨✨
本当に、言葉にできないくらいちょーー楽しかった！！！

ここからは、当日の写真載せていきますね☆

タイトルは
チカコBirthday劇場〜この世はわたしの桃源郷〜

まずは私の独唱、大好きな林檎様の歌『人生は夢だらけ』

後ろでイケメン2人にポーズをとってもらう中で歌う😆

こちらが噂のイケメン椅子

微乳セクシーダンサーズ　映画バーレスク『EXPRESS』

バンドマンがギターのピックを投げるごとく、途中で胸のパッドを取って客席に投げる！という演出😆「もうパッドでごまかさないわ！」的な

パッドを取った方にはプレゼントも用意したよ♡

アイドルライブは『自由へ道連れ』これも大好きな林檎様の曲！

みんなめっちゃ盛り上げてくれた✨✨✨

あーー楽しかった！！！！

ドレスに着替えてトークタイム。

私からみんなへのサプライズプレゼント映像。感謝をめっちゃ込めて✨

と思ったらみんなからもサプライズが！

ビュッフェで歓談タイム、の合間に、表現したい人のオンステージタイム☆
３人が歌ってくれて、これもめっちゃよかった！

親友ひろりんからのサプライズのお手紙に

みんなでダンスタイム！これも予定にないけど用意してくれたの

花束をもらったり、最後は花道まで作ってくれて、、
みんなのおかげで想像のはるか上をいくイベントになったよ✨✨✨

ありがとうううう〜〜〜✨✨✨✨✨✨✨✨

実はショータイムの映像撮ってたのを公開！
オープニングムービーやダンス・アイドルのPVも入ってるよ☆

そしてドキュメンタリーも作った！

見てみてー！
ちょっと恥ずかしいが😆何かにチャレンジする勇気になるといいな。

最後に１つだけエピソード。

ショーが終わった後、母におそるおそる感想を聞いてみたんです。
事前に内容言ってなかったから、絶対怒られるぅぅ～～～！！！と思いながら。

そしたら
「あの、貧乳ダンスが面白かったわね」
「この年になったらああいうのもネタにできるわね」
と、思いもしない感想が返ってきた！

むしろそこ、一番怒られるやつだと思ってたのに😂

母は私を理解してくれないって勝手に思い込んでいたけど、
理解できなくても応援してくれてたんだなぁって、
両親の愛をこのときより深く受け取れた☺️

それもこのショーで受け取ったとても大きなご褒美。
大切なイベントには勇気を出して大切な人を誘うこと、すっごく、おすすめです✨

恥ずかしがりの両親。ダンスタイムの時、友達がステージに連れてきてくれて、恥ずかしそうに踊ってた。この場面は忘れられないなぁ✨

そして、終わってみたら
きてくれた人、スタッフ、クラファンで支援してくれた人
全部合わせて約100人。

小さい頃からこの世界になじめなくて
ずっと孤独だと思って友達も少なくて
目立たないように生きてきた私が、

たくさんの人を巻き込んで、
その輪の中心になって創り上げた
このバースデーショー。

自分が輝くステージを
自分で作ることができて
私は魂からめっちゃ満足しまして、

この経験から、今度は
周りの人たちを輝かせていきたいぞー！と
プロデューサーになりたいという想いが芽生えます。

そこからなぜ写真という道を選んだのか？
は、また次回に！

おそらく次回が最終回です☆

✨撮影詳細＆お申込み✨
https://chikakophoto.hp.peraichi.com/form

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過去に撮影した写真はこちらから📷
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メール: chikako.sakamoto.photo@gmail.com
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