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イタリア庶民料理の研究〜歴史上’声なき’人々の料理を紡ぎたい〜マンスリーレポートVol.8(2023年8月)

皆様、チャオです!

ボローニャで、イタリア料理の研究をしております、中小路葵です。

研究を応援して下さる皆様に向け、活動報告としてマンスリーレポートをお届けします。

8月は日本へ帰国

8月は日本に帰国しておりました。

日本の料理も楽しみ、自分がイタリア料理の研究の中で学んできたアプローチで和食を見ると、また違った視点で発見があり、楽しい限りです。

それにしても、日本は良い国です。

2日間にわたる「帰国時スペシャル食事会&料理教室」では、ボローニャ大学での様子、卒論の内容を少しだけ報告させて頂いておりました。

【9月12日21時〜】オンライン卒論発表会

いつも応援してくださるメンバーの方々向けに、卒論の内容を発表させて頂く、オンライン卒論発表会を企画しました!

9月12日21時@Zoom
内容:20世紀のイタリア農家料理

卒業論文の研究内容を発表させて頂きます。

エミリア・ロマーニャ州のポー平原、プーリア州のムルジャ平原を対象に、
オーラル・ヒストリーで「声を持たなかった」農家の料理と文化を解き明かしました。

全20家庭を訪ね、共に料理をしながら話を聞いたこと、既存の文献と照らし合わせたことをもとに、1950年代までの農家料理、1960年代以降の料理文化の変化の動態をお話します。

最後は意見交換&交流会。集まった皆様自身のご関心や、これから面白そうな研究について、皆さん意見を交わす機会としたいと思います。

いつも、私の研究を応援くださり、本当に有難うございます。

今後ともどうぞ宜しくお願い致します!

Aoi

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詳細・応援頂ける方、こちらよりどうぞ宜しくお願い致します!

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「文化で社会を豊かに」 研究を面白いと思って応援して下さる方、人文系研究者の方、学び溢れる情報を一緒に楽しめたら嬉しいです。

ボローニャ大学修士、歴史文化学「Global Cultures: Food History」専攻の学生が、研究内容を共有するマガジン ・…

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