高校生向け講演「迷ったら前へ:ライフストーリー、3つのターニングポイント」
イタリア時間朝6時起きで、高校生向けに講演をしました。
キャリア探究カリキュラムの一環で、「ライフストーリーとターニングポイント」について先輩の話を聞き、自身の人生を考えるきっかけにする、という内容でした。
今回は、「世界を舞台に活躍する女性」ということでお声がけ頂いたみたいで、大変恐縮です。
私の短いライフストーリーから言えるメッセージは「迷ったら前へ」。
随分アツいタイトルになってしまいました(笑)
3つのターニングポイント
1. 大学3年のカナダでの留学
2. Cookpadへの就職
3. イタリア留学の決断
それぞれのターニングポイントにおいて、決断する際に大事にした価値観、実際にその経験から学びを一行ずつお伝えしていきました。
その分析から見えてきた、自身の「生きがい」をお話しました。
高校生の皆様にも、少し人生のイメージが湧いたら良いな、という思ってお話させて頂きました。
質疑応答
驚くほど、良い質問を沢山頂きました。
その中で2つ取り上げさせて頂きますね。
Q色々と挑戦する中では、リスクとかもあると思うのですが、どのように乗り越えていますか
そうですね、まず、何をリスクと捉えるか、ですよね。
その上で、私は基本的に「安全よりFunを取りたい」と思っています。
(略)
結局、最後はどうにかなる。挑戦して一生懸命頑張る人に神様は微笑みます。
そして、本当にやりたいことがあったら、リスクを考えない。実現することだけを考えますよね。
例えば、本当に好きな人がいたら、告白してフラれるのはリスクではないでしょう?
Qやりたいことと、やらなければいけないことの両立はどのようにしていますか
やらなければならないことは、なるべくやらないようにしています。
やらなければいけないことを、如何に早く上手く済ませるか、ではなく、如何に減らすか、ということを考えるのです。
優等生になる必要はないと思うのです。
多くの事で90点をバランス良く取って丸くなるよりも、120点が1つあった方が良い。
イタリアの教育を受けていると、ヒシヒシと感じます。
ある意味、理にかなっている所はありますよね。
やりやくないのにやらなければいけないことは、機械が代替してくれる世の中になっています。
やりたいことで、120点で自分にしか出来ないことが出来たら、それはチーム・社会にとって大きな貢献です。
高校生の今は、色んな事に挑戦して、自分が好きということを突き詰めていったら良い、そう思います。
講演のご依頼
最近、多く講演のご依頼を頂きますが、オンラインで日本時間13時〜になりますが、基本全てのテーマで受け付けています。
ご依頼の相談は、こちらのメールアドレスまでお願いします。
*略歴*
2013年3月お茶の水女子大学附属高校卒業
2013年4月東京大学(文科2類)入学
2015年9月ブリティッシュコロンビア大学(カナダ)で長期交換留学
2018年3月東京大学(国際関係論コース)卒業
2018年4月クックパッド(海外事業部)に入社
2020年1月某コンサル会社(グローバルコンサルティング部)に転職
2022年1月〜イタリアのボローニャ大学に留学中
複業で、2018年よりイタリア家庭料理研究家として活動中
モットーは「迷ったら前へ」
50カ国旅をして、それでもイタリアが好き。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?