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シチリア島へ!Buongiorno Sicily@Catania

旅のきっかけはゴッドファーザーも愛した、シチリア郷土菓子カンノーリ。

大好物だ、ボローニャのシチリア菓子店で云々と話していたら「それならシチリア行こうよ」と。

冗談だと思ってたら本気だった。飛行機みたら2人で往復60€。

迷わず、行こ行こ!と。

朝5時30分の飛行機、1時間半寝て起きるとそこはシチリア。ぼんじょるの。

朝ごはんに、念願のカンノーリを。

手を引いて連れて行かれた老舗菓子店の気取らないカンノーリが、、
美味しい〜〜〜幸せ〜〜〜〜。

朝の港へ行くと、漁師さんが朝の漁から帰ってきたところで。

「Sushiがあるからおいでおいで!」と。

漁師のおじいちゃんがあまりに良い人で、まじーって思いつつ、2個も頂いてしまった。美味しかった。

アレッサンドロも流されるままに食べてました。エトナ山を背景に。

カターニャは犬も歩けば棒に当たるように、町を歩けば教会だらけで、16世紀の後期バロックが思った以上に豪華絢爛で、豊かだったカターニャの歴史を感じます。

朝3時30分起きにも関わらず、丘や鐘楼を登ったり降ったり、かなり歩き回りました。

ということで、お待ちかね、お昼の時間。

アレッサンドロはカターニャ名物の馬肉が食べたくて、前日からひひぃーんひひぃーんって言ってて(本当に!)、だからランチは路上馬肉店へ。これがまた絶品。シシリー、奥深し。

お昼の後は、昼寝。。はぁ、最高ですね。

そろそろ出るか〜って言ってからゴロゴロダラダラ1時間くらいして外に。

あったかいのです!20度の中で見るクリスマスイルミネーション、多分生まれて初めただわ。

傘の通りが可愛いのがカターニャで、お店のお姉さんが「とっても良い雰囲気の席があるの」と言って2階席に連れて行ってくれました。

アランチーニは美味しくなかったけど(笑)(後々何度も話題になっているw)、Sicilian Spritz(ベルモットとSyrah-Nero D’Avolaのミックス)は美味しかった。

帰りにカンノーリとカッサータを食べてホテルへ〜。

2日目。

メッシーナの先の漁村Torre Faroのリタの元へ。

朝、マッシモ・ベッリーニ劇場の前の広場のバールで、朝ごはんカンノーリを決めて、いざ、バスでメッシーナへ。

左にはエトナ山、右にはタオルミーナの海。ずいぶん豪華な道。

着いたらすぐにワインショップへ。
リタへのお土産。

この時に、すごくアレは素晴らしいと思った。というのも、どこかで話したいが、人の家にお邪魔する時のお土産は(もうこれは親の教育で病的なほどに)私はすごく気にするのです。人の家に招かれて、大したお土産も持たずに来る人が大っ嫌いなのです。

アレにはそんなことは言ってなかったけれど、私は日本からの畳で出来たミニ鞄や和菓子を持ってきていて、アレが自分もお土産を買うって時に、きちんとGoogle Mapで良いワインショップを調べて、1本良いのを選んで私はそれで良いと思ったけど「Aoi、もう1本泡もどうかな?」と言って迷わずもう1本買う。こういうケチるべきところでないところでケチらずにきちんと買えるのは(しかも、自分は知らない私のお友達へ)、素晴らしい子だと思ったのです。

その後、メッシーナで、去年メッシーナ人の友人に連れて行ってもらったアランチーニのお店へ。「Famulari」というお店です。ここのアランチーニは、アレも感動していました。

さて、いよいよリタの元へ。

去年の夏に「イタリア全20州、#マンマを訪ねて3000里」の旅で訪れて以来の再会。色々新たな話も聞けて嬉しい限り。

漁師の旦那さんの魚を使って、生ボッタルガのパスタ、メカジキの煮込み、自家製イワシのマリネ、自家製ツナ、ドルチェまで、食、料理への愛情に溢れた、素晴らしい食卓でした。感謝。

アレが「Illegale(罪の美味しさ)」だと言ったのが、リタたちの笑いを誘い、今や、私たちが本当に美味しいものに出会った時には「Illegale」というのが習わしになっています。

帰ってきてから、お部屋でシチリア・ワイン飲もうよ〜って言って、ワインショップで買ったは良いものの、、、ホテル到着1分前に栓抜きないんじゃない??と。

寄ったパキスタン人のお店で開けてもらいました。笑

夜中1時に小腹が空いたねとピッツァを頼んだのですが、ブロンテ産のピスタチオがたっぷりと載ったピッツァがまた美味しく、、明日からダイエットです。

3日目。

またしても、カンノーリから1日は始まります。

市場や3000年前の遺跡をフラフラして、ランチへ。

私は、カターニャといえば!有名な「パスタ・ノルマ」が食べたかったのです〜。

手打ちカザレッチェのパスタ・ノルマも、シチリアの名物を詰め合わせた前菜も、とーっても美味しかった!

帰る前にどうしても(主にアレが)、ということで馬肉通りでもう一度馬肉を。

とやっていたら、食い倒れツアーで本当に食い倒れたおバカは、私です、、

が、ホテルに帰ってウーウーとうずくまってたら回復。

最後にカンノーリを食べて、最終便でボローニャへ。

なんと、食べたカンノーリは3日間で5つ!

甘い、甘ーい!!!

きっと父は聞いていられないだろう、歯が溶けそうなくらいに甘くて、こういうのを日本では所謂バカップルというようだが、そんなの関係ないみたい。

ずーっと笑って、ずーっと美味しいもの食べて、幸せな旅でしたね!

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