「建前至上主義」を嘆く
今日は、残念なことに、洗濯物をしそびれてしまい、靴下がなかった。やむなく裸足で過ごした。だらしない格好で映画を観に行った(感想は以下下の記事を参照のこと)。
大阪駅方面へ向かう電車に乗っていると、フリーダイヤルから電話がかかってきた。この間、引っ越しの手続きをした際に、不動産屋のお兄さんに紹介された電力会社からであった。「友人がアポイントメントの件数を稼ぎたいといっている。別に契約する必要はない。一度は話を聞いてもらいたいが、しつこくかかってきたら迷わず断ってよい」ということだった。タイミングが悪く、このときは出られなかった。
今のご時世、インターネットで電話番号を検索すると、迷惑な電話番号の情報が手に入れられる。この番号についての言及は少なかったが、「不動産屋からの紹介を受けたといっていたが、そんな覚えはない」といった書き込み少数見られた。客の了承を得ずに、電話番号を勝手に関係会社に渡している不動産屋もあるらしい。
私の場合、一応了解をしているので、まるで他人事のように考えていた。けれども、自分も少し不安になってきた。なぜならば、不動産屋のお兄さんが「友人」をでっちあげ、関係会社に電話番号を渡している可能性がないわけではないからである。それは、被害妄想にすぎないのかもしれない。けれども、そういうことがあってもおかしくはないと思った。
というのも、社会人になってからというものの、そういう「建前」を押し通さなければならない場面に数多く遭遇してきたからである。「本音」をストレートに伝えてはいけないというのは息苦しい。一体それが誰のためになるのだろうか、と思う。
けれども、それが仕事である以上は「建前至上主義」から逃れられない。もしかすると、不動産屋のお兄さんも「建前」でものを言わざるを得なかったのかもしれない(あくまで推測にすぎないが)。
「だったらどうした」という些細な話ではあるが、なぜか書かずにはいられなかった。
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