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心が病んでいる人との関わり方は、信頼を生み、相手を癒す、コミュニケーションの基本でした。

心が病んでいる(いた)人とコミュニケーションするときに、意識するとよいことは?

そんな質問をいただき、

私なりの答えを書こうと思っていた前回の記事↓

書き出したら

そもそも、メンタル病むことを、重い話にしないで

話すことができたらいいよね!

という文章になって、

書きはじめに思っていたものと違う着地となってしまいました。

今日こそは、ちゃんと伝えたかった内容を書きます。

コミュニケーションの基本

心が病んでいる(いた)人と接するときに気をつけたいことは、

以下の2つです。

1. 相手の話をとにかく聞く

2.同意ではなく共感する

これらは、本当は、どんな人との会話でも意識したい

コミュニケーションの基本だと思っています。

その上で、心が繊細になっている人には、特に有効な接し方となるので、参考にしてみてください。

相手の話をとにかく聞く

これが、なかなかに難しいのですよね。

ついつい、自分語りを入れてしまったり、

空気を読んだつもりで話して、話題を変えてしまったり。

「そうそう、私もね…」

と、相手を肯定する気持ちで、自分の話をしたりします。

ただひたすら、きちんと相手の話を聞くということが、実はとても難しいことなのだとまずは理解しておくことが大切です。

会話って、キャッチボールと言われるけれど

本当は

「私は投げなくてもいい」

「相手のボールを、すべてキャッチしてやるぜ!」

くらいの心意気で話を聞く態度が、よいのではないかと思います。

そういう話の聞き方になると

相手も、うわべだけの軽いボールじゃなく

本気の全力で、ボールを投げ始めます。

そうやって、はじめて相手の深い部分を知ることができる。

人は基本、

「自分を知ってもらいたい」

「自分のことを話したい」

そういう生き物なんです。

だからこそ、注意して、相手の話を聞こうとしないといけない。

とくに、心が病んでいる人の場合

そういうネガティブな部分を人に話すのって、怖くて、なかなかできないのです。

そんなとき、

口を挟まずにきちんと聞くよ

という態度がある人には、安心して話すことができます。

もちろん、無理にネガティブな部分を聞こうとしなくていいし、

話題がぜんぜん心の部分じゃないとしても

聞いてもらえている安心感は、癒しになります。

同意ではなく共感する

そうだよね。私もそう思う

わかるわかる

こういう同意や賛成の言葉を

よかれと思って言ってしまいます。

これも、相手を肯定する気持ちの表れなのですが

本当のところは、共感ではなくて、

相手のことを

自分の価値観に押し込めているだけの言葉です。

参考過去記事↓

特に、心が病んでどん底の気持ちになっている人にとっては

わかる、辛いよね。

なんて言われても、

あなたに私の何がわかるの?

という気持ちになってしまうかもしれません。

この人は、きちんとわかってくれる

そう思ってもらうためには

正しく共感する必要があります。

共感というのは

相手の感情を認めることです。

どんな気持ち・感情だった?
あなたはそう感じたんだね。
そう思ったんだね。

あなたの感じていることは、ありのままでいいんだよ

という態度がなにより大切です。

それは、自分の価値観や判断で

相手を裁いた結果の賛成や同意ではなくて

あなたの感じるままを、私は受容します!

というのが共感です。

共感は、人間の本能的には大きな安心感につながります。

つまり、信頼を生むコミュニケーションなんです。

心が病んでいる人というのは、不安が大きくなっています。

そんななか共感で接してくれる人には、安心して心を開きやすくなります。

その安心感のなかで、自分のことを話すうちに

思考が整理されていき、自分で解決の糸口を見つけることができたりもします。

参考記事↓

もし身近に、心が病んでいる人がいるときには、この記事のコミュニケーションを心がけてみてください。

きっと、少しでも、その人の心は癒されて、生きる気力につながります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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