発達障害の子。「できるけどもやらない」のか『やりたくてもできない』のか。
「できるけどもやらない」のと、
『やりたくてもできない』は全く違うんだけど、
誤解されることが多く、
「やればできるのに、まじめにやろうとしなかった」という間違った見立てを元に評価されて叱責の対象になりやすいんんだよね。
自閉症をはじめとするADHDや学習障害などの発達障害のある人たちの生きにくさは、「やりたくても(他のみんなと同じやり方では)できない」ことを見過ごされ「やろうとしない」「やる気がない」「反抗的な態度だ」と誤解されることが多いんだよね。
こんな叱責は「もうやりたくない。どうせできないから」っていう失望を導く。
でも「こんな風にやってみたら」っていうその子のわかる方法の提示や支援や励ましは、自信や意欲や信頼関係をもたらす。
これって多分、「できるけどもやらない」子にもきっと同じことが言えるはず。
だからね、障害のあるなしに関係なく、子供たちに必要なのは「叱責」で突き放される経験よりも、「どうすればいいのか」を一緒に考えてくれる大人の存在じゃないかな。
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