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【妊娠の悩みから解放されよう!】~ビジネスモデル考察Vol.70~

■背景
多くの女性が妊娠に関する悩みを抱えている
⇒ハーブを中心とした自然療法と、心と体を整えていくオンライン相談を組み合わせる事で問題の解決ができるのではないか

■ターゲット
女性

■ビジネス詳細
・カップルの妊娠に関わる時期にハーブを中心とした自然療法と、心と体を整えていくオンライン相談を組み合わせたプログラム
・妊活期(pre)、妊娠期(now)、産後(after)の3つのライフステージに合わせ、個人にパーソナライズしたケアを提供
⇒妊活期はオンライン相談や、提携先クリニックでのカウンセリングを実施
⇒妊娠期は妊婦のヘルスデータと連動させた自然療法で胎児の育成サポートを実施
⇒ハーブの処方と専門家によるカウンセリング、子育てサポートなどを実施
・ユーザーのサービス利用料や提携クリニック・ホテルなどへの仲介手数料でマネタイズ

■ユーザーのメリデメ
▷メリット
・妊娠前後を含めた妊娠期のトータルサポートを受けられる
⇒初めての人は経験も知識もないために悩む事が多いが、当サービスにより安心が得られる
▷デメリット
・あくまでメインはハーブを用いた自然療法であり、妊娠前後のサポートという意味でコストに見合った効果が得られるのかは不透明である

■事業者メリデメ
▷メリット
・妊婦のヘルスデータを集める事ができる
・ビジネスのハードルが高いため、競合が発生しにくい
▷デメリット
・市場が小さい
・軌道にのるまでの難易度が高い

■今後の展開・課題
・中国へ進出する
・実績ができるまで利用者が増えにくい
⇒一度実績ができてしまえば一気に広がる可能性がある

■考察
・日本の出生率不足の解消に繋げることを目指すとしているが、出生率の問題は複雑な要因によるもであり、本当に貢献できるのか疑問である
・知名度を上げるよりもコアなファンを掴んで口コミで広げていく手法が合っているビジネスモデルであると考えられる
・ビジネスとしてやろうとしている事が壮大であり、本当に実現できるのか不透明である
⇒全て実現してビジネスが軌道に乗れば市場は小さくても安定した利益を上げる事ができると考えられる
・ビジネスとしての問題解決は表層原因の解決であり、深層原因の解決までできていない
⇒メンタル問題の解決も原因の解決になっていない
・個人の利用料を無料(一部機能は課金制)にしてtoBのデータ販売などの別の手段でのマネタイズにする事ができれば利用者が増えると考えられる

■企業
herbaby(株式会社rosy tokyo)

▽参照:FUNDINNO

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