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【足元から世界を変える!無限大の可能性を秘めたスマートシューズ】~ビジネスモデル考察Vol.33~

■背景
コンピュータを内蔵した靴を開発したら面白い事が出来るのではないか

■ターゲット
一般人、スポーツ選手、パフォーマー

■ビジネス詳細
①専用の靴の中にセンサーを入れてランニングデータ(着地の仕方、フォームの乱れ、接地時間、足の動き、速度)を解析し、その結果を提供
⇒プロが行なっていたような分析が手軽に出来るようになった
②足の動きにリンクして光や音を出す事が出来る靴の提供
⇒光や音の内容については事前にアプリで設定可能

■利用者のメリデメ
▷メリット
①ランニング時の改善点が明確になる
⇒記録の更新がしやすくなる
②パフォーマンス時に派手な演出が可能となる
⇒路上ライブや大道芸などで使用する事で派手な演出が可能となり、集客が容易になる
▷デメリット
①専用の靴が必要なため、普段使っている靴は使う事が出来ない
②光や音の設定の自由度が高い反面、設定が煩雑である

■事業者メリデメ
▷メリット
①マラソンなど、走ることに興味を持つ人が増えてきたため、需要は拡大していく
②プロのアーティストのライブなどで利用してもらうことで知名度の向上が狙える
▷デメリット
①ランニングシューズについては大手のスポーツメーカーが積極的に力を入れており、競争が激しい
②用途が限定的であり、個人での需要はそこまでない

■今後の展開・課題
①知名度を上げてサービスの良さをアピールする
⇒マラソン大会などに出店する
①スポーツ時以外にも解析を行い、足の疲れの検知や適切な歩き方のアドバイス等へ応用していく
①サッカーやバスケなどの他のスポーツのシューズなどにも対応する事で、動きの改善点の解析が可能となる
②プロのアーティストやプロのダンサーなど、プロのパフォーマーに対してサービス提供を拡大していく
②この技術を服や楽器などの物にも応用し、パフォーマーの可能性を広げる

■考察
①靴にセンサーを仕込む事で、速度以外のランニングのデータが解析できるようになった
⇒ナイキが似たようなサービスを提供していたが速度の測定しか出来なかった
⇒当サービスはより機能が充実しており、とても便利である
⇒ランニングをする人にとってかなり需要のあるサービスである
⇒マラソンなどの人気化により、需要は拡大している
①スポーツだけでなく、健康や医療など様々なケースに応用が可能となる
⇒価値のあるデータの創出が可能となる
②かなり凝った設定が可能なため、パフォーマーにとっては使い勝手の良いサービスである
⇒ただし市場は大きくないため、一部のコアなファン向けのサービスである
②サービスの対象を靴以外にも応用することで今までにない面白い事を実現できる可能性を秘めている

■企業
スマートフットウェア(株式会社ノーニューフォークスタジオ)

▽参照:mufg digital accelerator

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