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会話の「ネタ帳」としての自分史づくり|自分史コラム

以下は 24 日(水)の日本経済新聞に掲載されていた記事です。とても面白かったので紹介します。

昔のことを思い出すことは「脳の活性化」に繋がり認知症予防になるとはよく聞く話でしたが、「AI ロボットに自分史を記憶させて本人と会話してもらう」研究まで進んでいたとは本当に驚きでした。

自分と同じだけ自分のことを知っている相手(ロボット)と話すのは、とても気持ち悪いような想像をしてしまいましたが、自分が死んだ後に、自分のことを語ってくれる存在が居たら、それがロボットであっても何だか自分が生きていた意味があったんじゃないかと思えるような気がしました。

自分の代わりに生きてくれる存在、究極のところ、自分の記憶を寸分違わず再現できるのなら、実はもうそれは「自分」なのかもしれないとさえ、思ってしまいました。

Chronia』は、自分史を綴るためのノートアプリです。記事で紹介されている講座のように、誰かとお互いに昔の話をするのは楽しいですが、やっぱり、昔のことを思い出している自分自身が一番楽しいと感じます。

お風呂に入っているとき、ご飯を食べているとき、ふとした瞬間に、小さい頃のどうでもいい記憶が蘇ることがあります。

例えば、小学生の頃に通っていたソロバン教室に、左右違う靴を履いていってしまったことがありました。

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こんなこと、思い出そうとしても、スッと引き出しを開けるように思い出すことはできません。なので『Chronia』アプリへ咄嗟にメモをします。清書はまた後で。

奥さん旦那さん、恋人や家族と話すネタにもなります。

というか、とても話したい!

ネタ帳としての「自分史」だっていいじゃないですか。

「自分史」を書く目的は色々とあると思います。認知症予防や介護もいいですが、もっと素朴に、身近な人とのコミュニケーションに繋がることが嬉しいと感じられないでしょうか。

お互いの思い出の場所に行ってみたり。その場所でお互いの思い出を改めて語り合ってみたり。想像しただけでとても楽しそうです。

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