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【調剤喫茶】はゴールではない

こんにちは。薬剤師のいしまるです。
本日は私の夢の先についてです。

私の夢についてはコチラで書いている通り、
カフェ併設薬局による地域密着型医療です。

これまでnoteやFacebooktwitterなどから
たくさんの方々と出会い、触れ合っていく中で

「私の目指す薬局像・薬剤師像は
   どうやら間違っていなさそうだ。」

そう感じることができたので、
その先についても考えることにしました。


「そもそも私が作りたいものは
     本当に薬局なんだろうか?」

いつからか頭の中にあった疑問です。
これ、少し違うのかもしれません。

私が調剤喫茶farmateríaを構想したのは、
一般の方の"よりどころ"になりたかったからです。

はっきり言って、
手段は薬剤師でなくてもよかった。

現代の社会問題でもあるのかもしれませんが、
皆さん、ちゃんと"よりどころ"はありますか?
また、それは"たくさん"ありますか?
私は現代人の孤立をどうにかしたいんだと思います。

『自立とは、依存先を増やすこと』

東京大学先端科学技術研究センター准教授
熊谷 晋一郎 先生の言葉です。

引用元リンク:東京都人権啓発センター
「自立は、依存先を増やすこと 希望は、絶望を分かち合うこと

私は近頃の行き過ぎてしまった
個人情報過保護社会が好きではありません。

「核家族化が進み、家族とも疎遠になった。」
「マンションの隣人とは話したことがない。」
「プライバシーを尊重するあまり、会社で孤立している。」

こんなこと結構ありませんか?

現代人は自立を求めすぎたために
孤立してしまってはいないでしょうか。

私はそういった孤立してしまった人々の
支えになるべく活動していきたい。

最初は私がきっかけになればいい。
そのあと、調剤喫茶のスタッフ
栄養士社会福祉士)を頼ってほしい。

定期的に開催されるイベントで、
頼れる講師を見つけてほしい。

イベントで仲間ができたら、
その仲間も相談相手になってくれるかもしれない。

そうして、頼れる場所=依存先を増やせたら、
孤立してしまった誰かを救えないでしょうか。
真の自立した社会が作れないでしょうか。

私は、お客さんや友人を医療機関や施設、
地域や社会につなげる仕事がしたい。

薬局はきっかけです。
カフェ併設薬局(調剤喫茶)も手段です。
それを車軸に多くのスポークを持って、
地域のハブステーションとして、
社会を回し、前進して行きます!

(ほら、やっぱり薬剤師じゃなくてもよかった。)

私の夢は、薬局づくりからまちづくりへ。

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