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【読了記録】新潮文庫 江戸川乱歩名作選(更新日:2024年2月7日)
はじめに
ここでは、Twitter(現X)に投稿していた、書籍を積んでから読み終わるまでの雑感や感想のメモをまとめています。
作品の高尚な批評やあらすじは含まれていません。
読了した当時の関連ツイートを残すために作成したnoteです。
雑感や感想のメモには、新潮文庫 江戸川乱歩名作選のネタバレが含まれています。
読書メモ
作品タイトル:江戸川乱歩名作選
レーベル:新潮文庫
著者:江戸川乱歩
初版年月日:2016年06月28日
‐‐‐
読了日:2022年10月27日
感想メモ(Twitter/X)
![参照画像 新潮文庫 江戸川乱歩名作選(表紙)江戸川乱歩著『江戸川乱歩名作選』(新潮文庫刊)](https://assets.st-note.com/img/1704867809621-0UZHfCINSS.jpg?width=800)
江戸川乱歩著『江戸川乱歩名作選』(新潮文庫刊)
2.江戸川乱歩名作選
こっちは今月購入。
まだ傑作選を読み終えてないけど、ちまちま読み進めていきたい。
新潮文庫 江戸川乱歩名作選。
今日から読み始めました。
江戸川乱歩先生は冒頭の一文で惹きこんでくるから困る。
『柘榴』P59 まで読んだ。
エグいけど、好き。
『柘榴』 読了。
感想→あーこの話、残酷で好き。あと、オチも好き。見事にミスリードにハマってしまった。
『押絵と旅する男』 読了。
感想→この話、出だしが天才だと思う。最初から惹きこまれる。一部作品の乱歩先生の出だしの文章、本当に好き。幻想怪奇小説として、これは名作だと思っている。
『目羅博士』 読了。
感想→モチーフが好き。猿真似、模倣、鏡、月光、眼、池を組み合わせて綴られているのが素敵。ゾッとするけれども幻想的な描写や喩え話が面白い。あと、作者で笑った。
『人でなしの恋』 読了。
感想→修羅場。そして、タイトル回収が秀逸。背徳感もいい感じ。短いお話ですが最悪な結末ですね、好きです。
『白昼夢』 読了。
感想→短いお話しながら、おぞましくて面白かった。冒頭の白昼の悪夢という表現のとおり。夢であってほしいけれどもこんな夢見たくないなと思う。
『踊る一寸法師』 読了。
感想→短いお話しでしたが、猟奇と狂気成分たっぷりでした。
厭な話で、散々イジメられた見世物小屋の男が観客の前で恐ろしい復讐をする話。
観客を巻き込んで伝染する狂気が恐ろしい。
『陰獣』P240 まで読んだ。
すでに薄気味悪い。
『陰獣』P265 4行目 まで読んだ。
ドロドロしてきた。
『陰獣』P306 8行目 まで読んだ。
乱歩先生……また性癖だだ漏れじゃないか。
『陰獣』 読了。
感想→後味最悪で救いがなくてうわぁ……となりつつも、とても面白かった。いやぁ、好きだ。しかも、オチが原形に戻されたほうの内容なのいい。あと、作者の影がちらついて面白い。
『江戸川乱歩自作解説』 読了。
感想→江戸川乱歩全集シリーズから作品に応じて引用した内容を記載していて、今は亡き作者の解説と裏話が読めて、とても楽しい。
『編者解説』 読了。
感想→『江戸川乱歩傑作選』があったから時を経て『江戸川乱歩名作選』が生まれたと思うと感慨深い。あと、傑作選でも刺さったけど、名作選に収録された作品も刺さった。過去に傑作選読んでてよかった。おかげで『陰獣』がより楽しめた。
#読了 #江戸川乱歩
新潮文庫 江戸川乱歩名作選
事前に『新潮文庫 江戸川乱歩傑作選』を読んでから、この『新潮文庫 江戸川乱歩名作選』を読めてよかった。
収録された作品がどれも読みやすくて面白かった。それに全部が全部ではないが、どれも程よく後味が悪いので、手を叩いて喜んでしまった。
#由槻の感想メモ
江戸川乱歩名作選
事前に『新潮文庫 江戸川乱歩傑作選』を読んでから、この『新潮文庫 江戸川乱歩名作選』を読むの、おすすめ!
祝:本棚で積読している本ではなくなりました。
#読書
#江戸川乱歩
一年ほど前に呟いた内容。
この頃『江戸川乱歩傑作選』を読んでいた。
社会人になってから、ビジネス本や解説本、辞典、雑誌くらいしか読まなくなっていたので、一冊の小説本を読むという習慣を蘇らせようとしていた時期。
#読書
江戸川乱歩が作中で自作や谷崎潤一郎の作品を語る場面があるので、まとめて読むと理解しやすい短編メインの文庫本を纏めました。
乱歩と谷崎の犯罪短編集
#ブクログブックリスト
#江戸川乱歩 #谷崎潤一郎
関連している読了記録
▼江戸川乱歩作品
▼谷崎潤一郎作品
※谷崎潤一郎著『途上』が含まれている。
更新履歴
2024年01月14日 新規作成
2024年01月17日 関連情報の追加
2024年02月04日 関連情報の追加
2024年02月07日 関連情報の追加
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