【読了記録】角川ホラー文庫 江戸川乱歩ベストセレクション1 人間椅子(更新日：2024年2月7日)
はじめに
ここでは、Twitter(現X)に投稿していた、書籍を積んでから読み終わるまでの雑感や感想のメモをまとめています。
作品の高尚な批評やあらすじは含まれていません。
読了した当時の関連ツイートを残すために作成したnoteです。
雑感や感想のメモには、角川ホラー文庫 江戸川乱歩ベストセレクション1 人間椅子のネタバレが含まれています。
読書メモ
作品タイトル：江戸川乱歩ベストセレクション1 人間椅子
レーベル：角川ホラー文庫
著者：江戸川乱歩
初版年月日：2008年05月24日
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読了日：2023年2月15日
感想メモ(Twitter/X)
江戸川乱歩著『江戸川乱歩ベストセレクション1 人間椅子』（角川ホラー文庫刊）
角川ホラー文庫 江戸川乱歩ベストセレクション1 人間椅子。
明日から読み始める予定。
角川ホラー文庫の江戸川乱歩ベストセレクションシリーズの第1冊目。
『人間椅子』読了。
感想→読了、2回目。やはり、気持ち悪い話なんだけど、ついつい読んでしまう。手紙のやりとりの流れが巧み。で、オチのなんとも言えない後味の悪さとちょっとしたどんでん返しがいい。でも、本当にどんでん返しだったのかと疑ってしまう。
『目羅博士と不思議な犯罪』読了。
感想→読了、2回目。やはり、この話に出てくるモチーフがとても好きだ。幻想的な雰囲気も良い。そして、終わり方が厭な感じである。
『断崖』読了。
感想→男と女が過去を回想する会話がテンポよく台本形式で綴られている話。個人的に好きな話だった。あと、火曜サスペンス劇場とか土曜ワイド劇場とかで犯人が断崖絶壁に立って犯罪の告白するようになったの、もしかしてこれか？
『妻に失恋した男』読了。
感想→刑事視点のある夫婦に関する短編集。妻に振り向いてもらえないことを悩む男が拳銃自殺したが果たしてその真相は？という話。短くサクッと読めた。納得はいくが、死んた男の立場から言えば……嫌な話だなぁ。
『お勢登場』読了。
感想→格太郎があまりにも報われない最悪な死に方をした。書生と不倫して愛想も尽きていた妻のお勢が登場しなければあんなことにならなかったと思うと……うわぁー……となった。不運に不運の上塗りで救いなくて地獄。しかも、オチもスッキリしなくてもやもやする。
『二癈人』読了。
感想→読了、2回目。偶然意気投合した二人の男達が懐かしい昔話に花を咲かせる話……というわけではない。結末について、なんとも言えない後味。お前、それでええんか……ええんやなぁ……そっかぁって感じ。
『鏡地獄』読了。
感想→読了、2回目。モチーフが好き。とても好き。あと、鏡に魅せられて狂っていく展開が良い。最終的に行き着いた先の結末が好き。
『押絵と旅する男』読了。
感想→読了、2回目。幻想的な雰囲気とモチーフが好き。とても好き。何度でも言うけれど、冒頭の一文から惹き込まれる。列車や汽車の向かい合った席で奇妙で不思議な出来事に意図せずに遭遇するの本当に好き。
『解説 大槻ケンヂ』読了。
感想→確かに江戸川乱歩作品、東京散歩するのにめちゃくちゃいい。特に、上野公園あたりとか。
#読了 #江戸川乱歩
角川ホラー文庫 人間椅子
江戸川乱歩ベストセレクション1
幻想怪奇な出来事、後味の悪い結末な事件などが詰まった短編集。江戸川乱歩ベストセレクションシリーズは読み始めたばかりなので、先は長い。
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▼江戸川乱歩作品(新潮文庫刊行)
更新履歴
2024年02月04日 新規作成
2024年02月07日 関連情報の追加
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