香港＃２　おばちゃんたちと太極拳

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前回までのあらすじ、失恋そしてお腹の下痢という二つの問題を抱え１９歳の大学生が初めての一人旅をした。目的地は「香港」

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香港の空港に着いたのは夜の23時だった。その時間につき、なんとか市街地まで出ようと思ったのだが、入国審査やら色々やってたら時間かかって、終電の時間がすぎてしまっていた。。。

「さて、じゃあ今日は空港泊しちゃうか」

タイで野宿をした僕なら空港泊なんてお茶の子さいさい、ましてや香港、タイよりは治安いいし

普通にベンチで寝たから寝心地はそれほど良くなかったけど、眠れた。

その次の朝、目が覚めたのは5時

駅で５日間無料乗り放題パスみたいなのを購入して街に出た。

空港があるのはど真ん中の赤い丸。観光地や市街地は香港島にあるからそこからまずは九龍に向かった

「九龍」なんて読むのかわからんけど名前がかっこいいからその駅で降りてみた。

すると現地のおばちゃんたちが健康のために太極拳をやっていた

その時少年（僕）はふと思い出したのである。幼少期の頃から格闘技に憧れていたことを、、、

そうだ！中国の人はそういうことするんだった！そこでこれは現地の人と関わるチャンスだと思い飛び入り参加することに決めた

そんなものの、いざ英語で話しかけて「太極拳一緒にやりたいです」っていうの恥ずかしー！！

そんな風に心の中で思って躊躇していた。でも、タイの旅で今までの自分じゃできないようなことに勇気を振り絞って一歩踏み出すことを学んだため

思い切って話しかけてみた

そしたらすんなりいいよって言ってくれてめちゃくちゃ丁寧に教えてくれた

正直別に太極拳を学びたかったんじゃなくて、現地の人と関わってみたかったんだ笑笑

郷に入っては郷に従え、みたいな？

んで、この通り！

後ろのおばちゃんたちも若い男の子が来てくれたことが嬉しいみたいで、ニコニコジロジロ笑

この紫のおばさんは君の角度はあんまり良くないとか言ってきて、足とか手をまあまあ強めに叩かれた

（こっちは初心者なんですけど、、笑）

しかも太極拳やったあとは「日本のソーラン節が見たい」って言われてなんか色々要求されるようになったから、困惑して

「予定があるんでこの辺にしときまーす」って言って逃げた。

メモ：香港人は太極拳好き。外国から来た人にもビシバシ指導する。

と、まあこんな感じで現在午前7時

香港一人旅が始まったわけです！