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インドネシア#14 海外旅行中にケンカ

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前回までのあらすじ

幼なじみのA君と無計画インドネシア旅!ネコのうんちコーヒー、軍事基地で大暴れを経て、バニュワンギへ到着。火山に登り、髪の毛も切ってジャワ島に未練なし!旅がいよいよ最後の島「バリ島」へ到着した。

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ドゥン、ドゥン、ドゥン、ドゥン

重低音が響く

僕たちはバリ島について早々にクラブを楽しんでいた

世界各国から観光客が訪れるこの街のクラブは、到底インドネシアのローカルな音楽はかからない

有名なパーティ曲が鳴り響いていた

そのクラブで僕とA君はお酒と音楽を楽しみ、お互い一人ずつ女の子まで隣にいた

A君はその子と二人でどっか行っちゃって、僕もこの女の子をどうしようかと悩んでいた笑

なんか流れでその子とキスしたんだけど、キスした後、その子の連れの男達にすごく怒られたw

「おいお前どういうつもりだよ!」

(やべなんか大変なことになってる、、)

するとその女の子が

「この子観光客なの!だから許して!!」

(???)

そうすると、男達は「わかったよ、仕方ねえ、、」みたいな感じでどっかに消えていった

僕は状況が掴めなかったけど、ピンチを回避できたので一安心。笑

仕切り直して

「二人で別のクラブがバー行かない?」って誘ってみると

「ごめんそれはできないわ」って言われてキスしてお別れした

!?!?

当時19歳だった僕は理解できなかった状況。今もよくわからん笑

そのキス何w

近くに誰もいなくなってしまって、A君のところにいくと、A君は色々お取り込み中だった

(うわ、うらやまし!)

そう思った僕はクラブの前の方の人だかりに飛び込んで、そこで狂ったように騒いでいた

なんかどっかの太っちょのおばさんに気に入られて、そこでもキスされたが、そのキスはベロ取られるくらい強い吸引力で

一瞬で酔いが覚めた笑

ちょっと休憩しようと思ってDJの横で寝っ転がってたら、警備員に注意されてしまった(当たり前)

その時点で僕はもう家に帰りたかった

僕は自分が楽しめない状況がすごく嫌い

そこからA君の方へ向かい、もう帰ろうっていうと

なんとA君はもう一つのクラブいこうって言うんだ、しかも一緒にいる女の子も連れて

結局3人でもう一つのクラブに行くと、A君とその女の子はVIP席に座って、僕だけずっと一人ぼっち、、、

なんだこれ、なんだこれ、

僕はもう楽しんでないから早く帰りたいのにずっと付き合わされて、だんだんA君にもイライラしてきた。。。

痺れを切らして「この後どうすんだよ、もう俺帰りたいよ」というと

「ごめん俺今日この子と泊まってくるわ」と、A君

おいおい!

なんとなくそうだろうとは思ってたけど

僕は自分が楽しめていないと言う感情と

A君がその女の子落とすためのクラブにも付き合わされたことが

頭にきて怒って一人でクラブを抜けて、ホテルに帰った

、、

もう知らない!

部屋の鍵を閉めて一人でベッドで眠った

ホテルの部屋の鍵は僕しか持ってないからA君は朝帰ってきても部屋は入れないけど知らん!

、、、

そして次の日の朝、

A君は帰ってきた。優しいからノックしたおとに気付いてドア開けてあげた

「おはよう、昨日は楽しめたかい????」

「うん、、た、楽しんだ」

浮かれて帰ってきたらさらにムカついてたけど、なんとも言えない表情と返事が返ってきた

しばらく口聞かず、とりあえず二人で朝ごはんを食べに行くことにした

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忘れもしないこの日の朝食

A君は真面目に謝ってくれて、このハンバーガーまで奢ってくれた

その気持ちが嬉しくて、普通に許した笑

ハンバーガーひとつで簡単に許してしまうのもどうかとは思うが、男子のケンカってこんなもん笑笑

これでまた友情が強くなった


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