【プレ書評】猪木武徳『社会思想としてのクラシック音楽』(新潮選書)

久々に新刊を発売直後に入手した。

猪木武徳先生は経済学や市場の役割を歴史の視座を含めて立体的に考察し、緻密で分かりやすい文章に仕上げる経済思想家。『自由と秩序』(中公文庫)などの著書のほか、読売新聞朝刊一面コラム「地球を読む」のレギュラー執筆陣を長年務めたことでも知られる。

父君の故・猪木正道先生同様、専門外の教養も豊かな人物だがクラシック音楽を題材にこうした著書をものすとはやや意外だった。目次を眺めても類書とはひと味違う見方が感じられるので楽しみ。読了したら詳しくレビューを記すつもり。

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