秋は夕暮れいとをかし

今日はとてもさわやかな秋晴れの一日でしたね。
こういうときは外でオシゴトができるのが嬉しかったりします。
(日焼けは気になるのだけれどもう仕方がない)

夕方にかけて、結構長い間“天使の梯子”が綺麗に見えました。
皆さん“天使の梯子”って知ってますか?

正式には薄明光線、または光芒というのですね。知りませんでした。どこで覚えたのかは忘れましたがずっと“天使の梯子”という通称しか知りませんでした(乙女か)。でも、そんな幻想的なネーミングがぴったりハマッているなぁといつも見るたびに思います。Wikiの説明にも世界中の人々の間で美しい自然現象と認識されておりとありましたが、これは世界共通の美しさなのですね。すてき。

ちょうど、西側の空を向いていたのでしょうね。ふと気づいたらぱあぁ〜っと目の前に見えて「わぁ〜!」と思ったのですが、まさにそのときわたしは数百名の中学生たちの前でマイクを持って話している最中。生徒たちはみんなわたしの方を向いていて(真面目に聞いてくれてありがとう)天使の梯子には背を向けている状態だったので、オトナのわたしが自ら話の腰を折って「わぁ〜きれい!みなさぁん、ちょっと振り返って空を見てみましょう〜!!」などと言えるはずもなく、、、ほぼ独り占め状態。

気づいてしまうと、どうしてもそちらに目が行ってしまうのですが、いくら話すことは頭に入っているとはいえ、やはり気が散るとふっと飛んでしまうので、いかんいかんと集中を取り戻しました。ほんとうはいつまでも見ていたいくらい美しい空だったのだけれど。

そんなわけで写真を撮るようなタイミングもなく
しっかりと目に焼きつけて帰りました。

ただ美しいだけでなく、神秘的にも見えるからかスピリチャル要素があるような説も。確かに、あのまわりを天使が飛んでいると想像したらとっても神々しいし、幸せも訪れそうです。

秋の深まりとともに、澄んでくる空。
おりにふれて見上げると、心も澄んでゆくような気がします。

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