見出し画像

レンコンは、なぜ穴があいているのか?(テキスト版)

皆さん、こんばんはこんにちは!元公立高校理科教諭のちょぼ先生です。
本日は、風が強い日で肌寒かったですが、いかがお過ごしでしょうか?
花粉がとんでもなく飛び交っていて、なんとも辛い日ですが、着々と季節は進行していますよね。

レンコン畑の風景

私の住む近くには、レンコンの一大産地(愛知県愛西市)があるんですが、そろそろ植え付けの時期となりました。
昨年の夏に、レンコン畑を見に行ったんですが、初夏の日差しを浴びて、水面に顔を出す淡いピンクの花と大きな葉っぱが、風に揺れてなんとも美しい光景でした。


レンコンってどんな植物?

レンコンは漢字で「蓮根」と書きます。その名の通り、ハスの根っこ...と思いきや、実は地下茎なんです。竹のように、地中に埋まった茎が兄弟となって長く成長します。

レンコン畑は水の中!?

レンコン畑は、水の中にあります。多くの植物は水中で育ちませんが、レンコンは特別な仕組みを持っているんです。

出典元:カゴメ株式会社

レンコンの穴の秘密

レンコンの穴は、水中で呼吸するための重要な役割を果たしています。

  • 葉っぱが空気中の酸素を取り込む

  • 穴を通して地下茎に酸素を送る

  • 穴に空気が溜まるので、水中でも呼吸できる

穴の数

レンコンの穴は、真ん中に1つ、周りに9つの、計10個あります。今度見かけたら、ぜひ数えてみてください。

レンコンはすごい!

レンコンの穴は、植物の進化の神秘を感じさせてくれます。まさに自然の造形美ですね!

それではまた。

この記事の元ネタの音声データ↓

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?