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2022年12月に反響のあった思索7選

2022年12月にFacebookに放り込んだ思索のなかで、反響があったものをピックアップしてまとめています。

読んでいただく方にとって、何かしら得られるものがあれば嬉しいです!

固定観念、社会習慣、自己啓発

知識が足りないとき、人は固定観念を盲信する。
思考が足りないとき、人は社会慣習に服従する。
行動が足りないとき、人は自己啓発に傾倒する。

だからこそ、「知識」をインプットし、「思考」のプロセスを発火させ、「行動」というアウトプットにつなげる、という流れを自然にくるくるまわせるといいなぁ。

固定観念は人を分断するし、社会習慣は古びていくし、自己啓発はどうしたってその場限りになりやすい。

知識が足りないとき、人は固定観念を盲信する。 思考が足りないとき、人は社会慣習に服従する。 行動が足りないとき、人は自己啓発に傾倒する。 だからこそ、「知識」をインプットし、「思考」のプロセスを発火させ、「行動」というアウトプットにつなげる、という流れを自然にくるくるまわせるといいなぁ。 固定観念は人を分断するし、社会習慣は古びていくし、自己啓発はどうしたってその場限りになりやすい。

Posted by Yusuke Kuroda on Sunday, December 4, 2022


スモールビジネスとスタートアップ

個人事業主なのにスタートアップのような思考で必要以上の「スピード感」を自身に課しているケースとたまに遭遇します。

スタートアップのあのスピード感は「①出資者からの成長圧力」とか「②競合との激しい競争環境」とか「③ユーザーからのアップデートへの期待」とかに起因するとおもうんです。

だから、スモールビジネスの個人事業主はそこまでスピード感を気にしなくていい。もうちょっとのんびり道中楽しみながらいけたらいいな。
背景が全く違うスタートアップのフレームワークを転用してスモールビジネスのことを考えてもあんまり良いことがない気がします(´・ω・`)

個人事業主は、もうちょっと農業みたいな時間感覚と気構えで良いんじゃないかな。

そういえば、個人事業主について「土を耕そう」「種まきをしよう」「芋づる式に顧客と出会おう」などの表現をよくするんですが、なんかどれも農業っぽいなと思います。

嵐や大雨など環境に対してどうにもならない部分を割り切りつつ、タイミングや場所を選んでときには協力しながらいい作物を作っていきたい。たくさんできたらお裾分けもしたい。

個人事業主なのにスタートアップのような思考で必要以上の「スピード感」を自身に課しているケースとたまに遭遇します。 スタートアップのあのスピード感は「①出資者からの成長圧力」とか「②競合との激しい競争環境」とか「③ユーザーからのアップデート...

Posted by Yusuke Kuroda on Friday, December 16, 2022


「ご活動はなんですか?」という訊き方

自己紹介をお願いするときは「お仕事を教えてください」という表現はせずに「ご活動を教えてください」と言うようにしています。

子育て中の方、無職の方、学生の方、アーティストの方などなど、いろんな「仕事ではない活動」に専念している人がいるからです。

細かいことですが、多様な人が集まる場では気にしておきたいところ。

自己紹介をお願いするときは「お仕事を教えてください」という表現はせずに「ご活動を教えてください」と言うようにしています。 子育て中の方、無職の方、学生の方、アーティストの方などなど、いろんな「仕事ではない活動」に専念している人がいるからです。 細かいことですが、多様な人が集まる場では気にしておきたいところ。

Posted by Yusuke Kuroda on Monday, December 19, 2022


小規模な会話のチカラ

人がつながるのは 2〜4人くらいの「小規模な会話」なんだと思う。

数百人数千人のコミュニティだとしてもそれは同じ。居酒屋の8人のテーブルですら、いつのまにか半々に分かれていたりしますから。

だから、コミュニティの運営者はそういった「小規模な会話」の機会を生み出し続けるのが大事な役割の1つなんじゃないかと思うなあ( ´∀`)

人がつながるのは 2〜4人くらいの「小規模な会話」なんだと思う。 数百人数千人のコミュニティだとしてもそれは同じ。居酒屋の8人のテーブルですら、いつのまにか半々に分かれていたりしますから。 だから、コミュニティの運営者はそういった「小規模な会話」の機会を生み出し続けるのが大事な役割の1つなんじゃないかと思うなあ( ´∀`)

Posted by Yusuke Kuroda on Wednesday, December 21, 2022


ロールモデルよりもメンターを

距離が遠くて対話ができない「ロールモデル」よりも、距離が近くて対話ができる「メンター」のほうがはるかに大切だと感じます。

なぜかというと、ロールモデルはそのまま自分の参考にならないことも多いからです。その人から語られるものは、環境や個性など無数のパラメーターが織りなす唯一無二のストーリーだと思ったほうがいい。

にも関わらず、ロールモデルは目立ちやすく見つけやすいため、ロールモデルを眺めて満足してしまう可能性が高いとも思います

一方、メンターが語るものもロールモデルと同じく唯一無二のストーリーに他ならないのですが、しかし、メンターには質問ができます。その行動や思考の背景を知り、対話のなかで咀嚼し消化吸収できる点がロールモデルと異なります。

自分に合うメンターを探すのはけっこう大変。いいご縁があるまでメンターを探す根気が要ります。それに、将来のメンター候補の人と関係を維持したり、過去の人間関係を掘り起こしたりする手間もかかります。

でも、そういった労力以上の見返りがメンターから得られると思っています。自分を客観視するのをサポートしてくれたり、貴重な経験や知見や発想を披露し一緒にジブンゴト化してくれるメンターの存在は、とてもありがたいものです。

「ロールモデル」よりも「メンター」を見つけるほうが、大変だけど得られるものも多いよ、という話でした。

距離が遠くて対話ができない「ロールモデル」よりも、距離が近くて対話ができる「メンター」のほうがはるかに大切だと感じます。 なぜかというと、ロールモデルはそのまま自分の参考にならないことも多いからです。その人から語られるものは、環境や個性な...

Posted by Yusuke Kuroda on Thursday, December 22, 2022


存在は属性に先立つ

いろんなフリーランスと話していると、「フリーランス族」を研究する文化人類学者になったみたいで楽しい。

ただ、そんななかで常々感じるのはフリーランスという抽象的な属性だけで語り切れる人は存在しない、ということ。そんな言葉で人をくくることはできない。ある人を捉えるときに「フリーランスの田中さん」ではなく「田中さんはフリーランス」であるべきで、存在は属性に先立っている。

そういえば、認知症ケアの専門家のある方は、「認知症の山田さん」ではなく「山田さんは認知症」なんです、というふうに言っていました。存在が認知症患者像に先立っている。そう捉えることで一人ひとりに適切なケアができるそうです。

とかく人間の脳は省エネ志向なので、わかりやすいステレオタイプにはめてシンプルに世界を認識したがります。でも、そのときに捨象する情報にある豊かさは味わえなくなる。「これだから◯◯は…」という言葉の乾いた響きは、存在の豊かさに対する盲目を物語ってはいないだろうか。

言葉の上では小さな違いですが、捉え方としてはコペルニクス的転回です。カテゴリーでラベリングしない捉え方をすることで、安易に相手を分かった気にならずに済む。そうして、より深く理解しようと、存在として向き合うことができるし、質問したいことが溢れてきたりします。

いろんなフリーランスと話していると、「フリーランス族」を研究する文化人類学者になったみたいで楽しい。 ただ、そんななかで常々感じるのはフリーランスという抽象的な属性だけで語り切れる人は存在しない、ということ。そんな言葉で人をくくることはで...

Posted by Yusuke Kuroda on Monday, December 26, 2022


「ノリの良さ」を分解すると

旅行でも飲み会でもイベントでも、何かに人を誘うとき、ノリがいい人にまずは声をかけたくなります。普段からノリがいい人には周囲の人からそういった声がけが集まりやすいように思います。

ノリのよさは心身の柔軟性みたいなところもあるので、日頃のストレッチが大事かも。勧められた場所に休みの日に行ってみる、勧められた本を立ち読みしてみる、くらいのちょっとしたことも、ノリの準備体操になります。

また、ノリの良さは想像力の表れでもある。何か面白いことが起きそう、得られるものがありそう、という想像ができないとき、ノリが悪くなる気がする。

かく言うわたしは昼間のノリは良い方ですが、夜間のノリはちょっと良くない。夜は家でのんびりするのが好き。また、土日祝は家族の時間なのでノリがもっとも悪いですw お誘いに対する優先度が時間帯や曜日によって変わります。

そんなわけで、ノリの良さは「柔軟性」と「想像力」と「優先度」に分解できるかもしれません。

旅行でも飲み会でもイベントでも、何かに人を誘うとき、ノリがいい人にまずは声をかけたくなります。普段からノリがいい人には周囲の人からそういった声がけが集まりやすいように思います。 ノリのよさは心身の柔軟性みたいなところもあるので、日頃のスト...

Posted by Yusuke Kuroda on Sunday, January 1, 2023


今回は以上です!最後までお読みいただいてありがとうございました!

最後まで読んでいただきありがとうございます!サポートも嬉しいですが、ぜひ「スキ!」をつけたりシェアしたりしてほしいです!それが次の記事を書くチカラになります。