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寒い冬を詠んでみたら温かくなった☆俳句【沙々杯】参加

冷たい風、凍える夜。
あちらこちらで大雪。
東京には、まだ雪は降らないけれど。

そんな時に、俳句を詠んでみました。
寒い時こそ、冬の句を。

思い出す、息子が小さいときのこと。

急ぐ帰路オリオン見上げ手をつなぐ

保育園や学童のお迎え。
いつも小走り。
子を連れての帰り道も「ごはんを作って、お風呂に入れて・・・」と、やらなければならないことで、頭がいっぱい。

そんな時、ふと見上げた夜空に大きなオリオン座。

息子が教えてくれて。

一緒に見上げて
「きれいだね」
心持が変わって、改めてキュッとつないだ手が、温かい。

ほわっとしました。

今はもう、つないでくれない手。なつかしい。

でもこの句。
デートの帰りが思ったより遅くなって・・・と考えると、ロマンティックになってくれますね。
そんな、ことも、あった、ような。うふふ。


不機嫌の息子もゆるむおでんかな

思春期のピリピリした息子。
ちょっと持て余し気味でしたが、夕飯に好物が出てくると、ちょっとニヤッとしました。
むっつりした顔が、ふっとやさしくなって。

おでん好き。
家族3人、一番好きなのは大根。
息子はよく「はんぺん入れて」と注文。

寒い中、家族で熱いものを食べて、温まる。
くつろぎますね。


はしゃぐ声サクサクきらり霜柱しもばしら

近くの公園や並木道に、寒くなると霜柱が立ちます。
息子が小さい時は、見つけると走って踏んでいました。

もう一緒に歩くことも少ないし、霜柱を見つけても、踏んでいるかどうか。

ただ子どもたちが踏んでは喜ぶ声が聞こえると、なんだかうれしくて。

私は今も、踏むのが好き。
サクサク、という音。
倒れて、朝の光を反射して。

冬の朝の、お楽しみです。


つたないながら、楽しく詠ませていただきました。

沙々良まど夏さん主催の沙々杯に参加しました。

応募要項はこちらです。
1月20日まで。
季語など難しく考えないでOKです!

続々集まっているようです。

よかったら、あなたもぜひ。
俳句は難しいけれど、短いのがいいですよね!


※イラストはsassaさんからお借りしました。ありがとうございます。


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