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「無花果」と書くけれど、 栄養豊富で”花”のあるいちじく

こんもりお尻の丸いいちじくをほおばると、プチプチと小さなつぶつぶの歯ごたえ。
熟したとろける味わい。
控えめだがどこか色っぽい香り。

いちじくは多くは出回らないけれど、シーズンに一度は食べたい好物。

この間2パック到来したので、ニマニマほくほく。

イチジクカット (2)

まずは生のまま。
このプチプチはすべて小さな実。

「無花果」と書くのは花が見えないことから中国で名づけられた。
でも小さな実の時に、その中にいっぱいの花を咲かせているのだ。
それが全部、小さな小さな実になっている。

見えないけれど、体の中にたくさんの花を咲かせている。
けなげだし、せつない。
でもちゃんといっぱい実るのだ。

そんないとおしい無花果。
大事にいただこう。

オードブルは生ハムいちじく

生ハムイチジク2 (2)

まずは定番、生ハムいちじく。
私は生ハムメロンよりも好き。
メロンが我が家に来ることはほとんどないけれど、甘くて香りが強ので生ハムが負けちゃう気がする。
いちじくと生ハムは程よくなじむ。

バルコニーのバジルをはさんでアクセントに(なくても大丈夫)。
オリーブオイルをちょろっとかけると、なめらかさが増す。

生ハムの塩気と熟成感、いちじくのフレッシュなまろやかさがいいコンビネーション。バジルがさわやかな青みをプラス。
口の中でミックスされたとき、プチプチが小さくはじける。

生ハムといちじくを買ってきさえすれば、くるりとくるむだけ。
超簡単なのにおしゃれに見えて、おもてなしにもぴったり。

チーズとミックス、いちじくサラダ

果物イチジク (2)

チーズとの相性もいい。
クリームチーズなどを適当に切り、同じ大きさに切ったトマトといちじくをオリーブオイルとビネガーで和える。市販のドレッシングでもOK。
レタスを知った上にのせて。
上にナッツをトッピング。ナッツは乾煎りしておいたほうが香ばしい。

ほんのり甘いクリーミーなサラダ。

和風に、ゴマだれをかけて

イチジクのゴマダレかけ (2)

実は和食にしてもイケル。

昔どこかの小料理屋さんで出されて、そのマッチングに驚いた。
普通に切ったいちじくにゴマだれをかけるだけ。

ごまダレは練りごまをだしで溶いて、少しおしょうゆか、好みでみそを入れる。

いちじくの優しい味とごまのコクがいいハーモニー。


今回はまだデザートまで作れていない。
タルトにしてもおいしいし、赤ワイン煮もすてき。

胃もたれ防止に抗酸化作用もあり!

1年に一度といわず、本当はもっと食べたい。
含まれている栄養も豊富だからだ。

多く含まれているペクチンは腸の活動を活発化する。
カルシウムや鉄分も、果物の中では多い。

健康の代名詞のような果物、りんごに比べても低カロリーで低糖質。

抗酸化作用の強い、ポリフェノールのザクロエラグ酸とアントシアニンも含まれている。

たんぱく質分解酵素のフィシンはお肉や魚の後に食べると胃もたれ防止になるとか。

イチジクフルーツ (3)

自らの花を見せないけれど、おいしくて栄養豊富。
控えめで奥ゆかしいけれど、いい女、のイメージ。
あこがれる。

見つけたらどうぞ、召しあがれ!

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