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経営者はジャングルに生き、会社員は動物園に生きている


#仕事について話そう

月に1回、六本木ヒルズクラブで「経営者のお茶会」を開催しています。

レギュラーメンバーは、私と元マルサの税理士雨海先生
このマルサ君、本当に面白くてよく税務署職員が務まっていたなあ、というくらいダジャレ大好きのゆるキャラ(笑)人気者です。

55才で税務署を早期退職して税理士として独立。
「独立して正解だった!」
短期間で大成功しています。
やはり人を引き付ける魅力があるから個人でも通用します。

一回、六本木ヒルズクラブにお連れしたら
「埼玉の人間はこんなところ来たことがない。毎月ここでMTしよう」
と甚く六本木ヒルズクラブが気に入っていただきました。

毎月、経営者をお呼びしてお互いのビジネストピックスのお話をして仲良くなることにしました。

先日も、別の異業種交流会で知り合った
組織作りのコンサルタント会社経営者小林社長が、
何と私と同じ地元諏訪市の出身ということから

「30日に六本木ヒルズMTに参加してね」といって誘い
Kさんにマッチングする、同じ高校出身先輩経営者社長にお声がけ。

私は経営者としての期間が長いので、多くの経営者を知っている
という長所があります。

マッチングに繋がるであろう方たちをお呼びして組み立てているのがこの時間です。

毎回6-8名、少人数なので、じっくりと濃密な情報交換ができます。
人が多く集まる会は、名刺交換しても後から名前と顔が一致しないことがしばしばなので、「少人数」

マッチングもさることながら経営者の経験談はとっても面白い。

株式会社キズナキャストの小林社長

「コンサルしていた会社、1年ほど仕事一緒にしていて経営者。よく知っているから、資金調達を手伝ったら、それが詐欺で1億円、大変な目に合った」

「ひえー1億円も???」

「契約書の印鑑偽造されていたら、誰だってわからないでしょ」

「契約書見せられてもそれを本物かって、みわけることできないよね」
第一その会社の印鑑かどうかって企業の社員さえわからないでしょう。

そんなことがあるんですね。1年も仕事していたら、相手を信用します。

リクルート出身の人材紹介会社社長
「俺は15年前にもう、早々にリタイアしようと思って、土地と株に金突っ込んだら、えらいことになって、個人破産するか、借金返すかの瀬戸際で、借金返済の方を選んで今でも返済しているよ」

65過ぎても借金返済かあ・・・。
その過程の話や、どんな判断ミスをした話に興味津々。

それで、それで、・・・・
「どこで判断ミスしたと思う?」
と経営の「そんなことあるのー?」アンビリバボーの話が多く、
経営者ならではのビックリ話の世界です。

イベント会社の社長
「4月に雇った中途入社の男性が俺がランチに出ている間に逃げちゃって・・・」

「?」

「ランチから帰ったら辞表と保険証やら何やら一式が置いてあった。その日給料支給日だったんだよ。入社した時から何か仕事できないやつだなあ、と思っていたからまあよかったんだけど・・・」

労働問題でもめるよりはよい決着だったでしょう。
この男性はいつもそうやって逃げてきたんでしょうね。

はあ、経営はいろんなことがあります。

経営者は失敗というより経験の連続
自分の判断ミスであったり、
もらい事故の様なものであったり
時代に翻弄される不幸なできごとだったり

経営は本当に「アンビリバボー」の連続
私も組織を持っている時は「今度は何があるのよー!!」ってくらい
驚くやら、いやになっちゃうやら、疲れ果てるやら、ジェットコースターに乗っているような時間でした。

それを乗り越えて、今日みんな笑顔でここにきているのはすごい!と思うようになるまでに何とかメンタル回復しましたが(笑)時間かかりました。

経営者の生きている世界はジャングルそのもの。
自分で獲物を取りに行かないと死んでしまう。
狩りの仕方がわからなければ生きていけない。

弱肉強食の世界に生きている。
誰を味方につけ、誰が敵か、察知しないとすぐに自分がやられる。

会社員の生きている世界は動物園
時間になるとエサがもらえ(お給料ね)
エサをとることなんて忘れて、
動物園生まれだと、そもそも獲物の捕まえ方もわからない。

危険もないからへそ天でお昼寝している、
平和でたいくつな世界。
そもそも動物園で生まれって何していいのかわからないよね。
タスクがない(笑)


人の特性によるだろうけれども
どうせ生きるのなら、私は自分の爪を磨いて、自分の力で獲物をとっていく時間が好きだな。

獲物にありつけないことだってしばしば。
危険一杯のジャングル
でも自分の力を信じて食べていかないといけない。
獲物を捕らえる力は(能力)どんどんUPしていく。

そりゃ、ストレスマックスで、
それが原因に病気になるようなこともある、それだけ真摯に仕事に力を注いでいるということ。
やってられないような絶望感も度々経験した。

けど、そんなことでへこたれては、ジャングルでは獲物にありつけない
スリリングな時間は「生きている」感じマックス!

この地球上に生まれてきた感触を味わえるのは
無難な人生を生きることじゃない。
様々な経験をして自分を生きること。

恐れることなく自分を生きる!

それが自分の人生にとっての「仕事観」です。

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