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苦手な水泳を克服して「得意」になった話#スポーツがくれたもの

こちらへ来ていただき、ありがとうございます。

今回は、「#スポーツがくれたもの」の投稿記事になります。

水が怖くて泳げなかった長男が、家族でプールへ通って遊びながら苦手を克服した話です。

克服できたきっかけは《流れるプール》でした。

夫がスポーツ好きだったこともあり、子供たちが小さかった頃に家族で複数のスポーツをしに出かけていました。そのうちの一つが水泳です。

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<家族でプールへ行くようになったきっかけ>



長男は水が苦手で幼稚園の頃からプールの中には入らず、小学2年になると体育の水泳が嫌で「学校に行きたくない」と朝からぐずることが多くなりました。


ひどい時は玄関で大泣きし、1人で登校できず、なだめながら学校へ送り届けた日もあります。これはまずいと思い、スイミング教室へ通うことを勧めてみましたが「行きたくない」と拒否。


そこで「ただ遊びに行くだけ」と言ってテーマパークのプールへ連れ出したことがきっかけでした。

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<流れるプールで苦手を克服>



最初は、幼児用の浅いプールで家族4人水浴びをしていました。この程度の遊びをするために3回足を運んでいます。


4回目のプール、夫が長男に「流れるプールも楽しいよ!泳がなくていいから浮き輪つけて入ろう!」と声をかけると、嫌な顔をせずに浮き輪を持って移動して行きます。


私と次男が休みながら流れるプールを見ていると、夫にうながされた長男は浮き輪をつけたまま文字通り、ゆったり流されていました。


流れるプールは場所によって緩やかだったり、早くなる場所もあるので、注意が必要です。


しかし、長男の表情は遠目ながらも、いくらか楽しそう。そんな時間がしばらく続きました。

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その後、浮き輪を外して両手と両足をピンと伸ばしたまま、顔は水につけずに前を向き、そのまま流れに身をまかせています。

1人で浮くことがこんなに早くできたのか?と驚きましたが、よく見ると夫の腕がビート板の役割をしていました。


そばには夫がずっと付き添っていたので、安心したのでしょうか。その後、完全に夫の腕が離れ、ひとりで何も頼らずゆっくりな水流に体が浮いています。

その時間はわりと長く続きました。

流れるプールから上がってきた息子の顔は満面の笑顔。きっと達成感があったのでしょう。

浮き輪なしで水に浮くことができた長男に感動し「すごいね!浮き輪なしで浮いてたね!」と同じ言葉をくりかえし、ほめて褒めまくったのを覚えています。

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<夫が長男にかけた言葉とは>



「泳がなくていいから、手も足もただ伸ばして、水に浮くだけやってみよう。怖くなったらお父さんの腕につかまって!すぐそばにいるから」

こう話したそうです。


あれほど苦手だった水と、泳ぐことへの不安があったのに、流れるプールとはいえ浮き輪なしで浮いたことに本当に驚きました。


ここでのポイントをまとめてみると。
①「泳がなくていい」という言葉
② 
すぐそばに父親が付き添っていたこと
③ 水の勢いに流され、泳いでる感覚になったこと


そして、浮き輪なしで浮くことができた長男はおどろいた顔と喜んだ顔をしながら流れるプールで何周もできたのです。

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<克服からチャレンジへ>



後日、長男は積極的に「泳ぎたい」という意識に変化していきます。

毎週末、家族で温水プールへでかけると、フォームはめちゃくちゃでしたがクロールもどきを泳ぐ様になります。

そのフォームも、夫が少しずつ声をかけ「クロールもどき」から「クロール」へ修正されていきました。

小4になると、ある程度フォームが完成され、50メートルプールを足をつかずに何往復も泳ぎ始めます。こうして自信をつけていく過程を間近で見れることは貴重な体験でした。

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<自分を試したい>


小4の終わり、水泳市民大会のお便りを持ち帰り「この大会に出たい!どのくらいのタイムか試したい!」と言うようになります。

25mと50m自由形に参加し、25mの結果は68人中45位、本人も納得の記録でした。

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<水泳部へ入部>


小2のころ、水泳の授業があるとストレスで登校拒否になりかけた長男が、中学入学後「水泳部に入部届け出してきた!」と聞かされた時は、ものすごく驚きました。

そして、さまざまな大会へ出場する様になり、リレーメンバーにも選ばれています。高校生になってからも変わらず水泳部でした。

人生ってわからないものですね。

苦手なスポーツも、家族で楽しむことからスタートすると思わぬ効果があるのかもしれません。


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まとめ

✅ 家族でプールへ行くようになったきっかけについて

✅ 流れるプールで長男が苦手を克服したこと

✅ 夫が長男にかけた言葉とポイントについて

✅ 克服からチャレンジへ変化した気持ちについて

✅ 自分を試すため市民大会へ参加したこと

✅ 苦手だった水泳を克服し、中学では水泳部へ入部

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終わりに

最後までお読みいただき
ありがとうございました。

最後に伝えたいことがあります。

始めはなかなか伸びないことも、最初の小さな一歩を大切にしてコツコツ繰り返すと好きという気持ちが生まれてきますから、あきらめないでくださいね。

このことは、スポーツに限らず共通した大切なことだと長男との関わりで学んだことです。


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