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今年も使いやすいライターに徹したい

2019年が始まった。

新年なので今年の抱負を書くのが通例だが、実を言えば抱負など全く考えていない。

また、諸事情により仕事の幅を広げられる状況にもない。もはや、それが出来るほど無理が利く体力がない(笑)

よって、去年に引き続き、継続案件や向こうからお声掛け頂いたお仕事を中心にやっていこうと思っている。多分その方がいいような気がするのだ。

昔からそうなのだが、私は自発的に働きかけるよりも、何かの縁でお声掛け頂いたものに乗った方が万事うまくいく。ライター業に関してもそれは同じだ。

クラウドソーシングに登録した3年前から今に至るまでずっと、こちらから営業をかけて得た仕事よりも向こうから打診された仕事の方が圧倒的に多い。

というよりは、自分から動いた時はろくでもない結果ばかり出るので、うっかり営業もできない状態なのだ。そんな中、お仕事についての打診を下さるクライアントがいなければ、とっくに廃業していたと思う。(各方面のクライアントさまにはもう足を向けて寝られない)

そのような経緯で一度獲得した仕事は、大抵半年以上続いている。長いものは2年以上続けてきた。

もちろん、一度獲得した仕事を継続させる努力は怠らないが、継続できたのはそれだけが理由ではあるまい。

思うに、一貫して愚直にクライアントの意向に沿う姿勢に徹したことが幸いし、ある意味使いやすい(都合が良いとも言う)ライターだったのだろう。

しかし、私は別に受け身でもいいし、クライアントにとって都合のいいライターでも構わない。仕事をいただけるだけでありがたいのだ。それで私が書いた記事が利益を上げ、クライアントが潤えば、win-winで結構な話ではないか。

というわけで、今年も引き続き、クライアントにとって使いやすいライターに徹し、求められた仕事をきちんとこなしたい。その中で自分の背中を押すような新たな展開があれば、押されるままにそちらに進むのも悪くはないだろう。

追記:
誤解しないでいただきたいので一言。
黙って待っていては仕事は来ない。いわゆる営業はしていない私だが、1円ライターどころか1銭ライターだった長い時を経て信用を積み重ねてきたから仕事がもらえているのだ。

私のような凡人がいきなり受け身だけで仕事がもらえるほど、フリーランスは甘くない。今すごく稼いでる人達だって、底辺で喘いでいた時代を耐え、少しずつ信用を重ねて今がある。それができる人でなければ、たとえ私のように家計の足し程度の稼ぎでも、フリーランスでやっていくことは難しいと思う。

個人「事業主」というものになる以上、会社の看板という後ろだてがない。全て個人の信用だけで仕事を取らねばならない。それがどれほど難しいことかを今の私は痛感している。

また、些細な気の緩みが、長きにわたり築いてきた信用関係を一瞬にして失う恐怖といつも直面している。夢にまで見ることもしょっちゅうだ。

そのような恐怖と戦いつつ外注の仕事を続けるのは容易でない。これからフリーランスになりたいと思う人は、その恐怖と共存する覚悟は持った方がいいと思う。

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