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ボードゲームアイドルあやみんさん、日テレ「シューイチ」に再び出演。ボードゲームの楽しさを発信(2024年2月18日放送)

2024年2月18日(日)、ボードゲームアイドルのあやみんさんが日本テレビ系列の情報番組「シューイチ」に出演しました(2度目)。番組では「レロレロ酒場」「ミリメモリー」にてリベンジに賭けるKAT-TUN中丸雄一氏らと対決、ボードゲームの楽しさを全国のお茶の間に発信しました!!


あやみんさんってどんな人?

本名は大槻紋美。ボードゲームアイドルとして活動中。パートナーのプロギャンブラーのぶきさんと共に、東京・広尾にて週2回ペースでボードゲーム会を開催しておられます。私、chitoseArkもたまに顔出させていただいてます(ご無沙汰し過ぎててスミマセン…)。

ボードゲーム以外ではポートレートモデルやダンスなどをしておられます(特にダンスはクオリティ高く必見!下記のリンク見たら衝撃です)。

何度かお会いした印象で私見をお伝えすると、ギャルっぽい見た目(失礼)とは裏腹にとても生真面目で丁寧な方だと受け止めています。ときおりXの書き込みなどで見せる情熱的な一面に彼女の人柄が感じられることも。気になった方は一度ボードゲーム会参加してみると良いかもですよ!

写真は昨年のゲームマーケットにて
(左から私、のぶきさん、あやみんさん)

KAT-TUN中丸雄一リベンジなるか!?

コーナーのタイトルは「ボードゲームで人生変わったまじ★すか人」リベンジ。前回(2023年5月21日)放送で良いところなかったKAT-TUNの中丸雄一さんがあやみんさんに雪辱戦を挑む?という体で行なわれました。

会場は前回と同じく東京・東中野のDEAR SPIELEディアシュピール

今回は対戦相手として、KAT-TUNの中丸雄一さんのほか、大学でボードゲーム(んな授業あんの!?)の特別講師を務めたというボードゲームソムリエの松永直樹さん、そして日本テレビアナウンサーの辻岡義堂さんが参戦。ひとつでも中丸さんが勝てた場合、「天空のチーズケーキ」なる極上スイーツが日テレスタジオにプレゼントされるのだとか。

(なるほど確かに値段は極上だな…)

番組で紹介されたボードゲーム

① レロレロ酒場(紹介:あやみんさん)

簡単に言うと「ラ行だけ」で行なわれるカルタ取り。居酒屋のメニュー札を模した取り札には品名と値段が記されており、読み手はラ行だけに変換した読み札でこれを読み上げる。プレイヤーはそれが何のメニューなのかを脳内変換して推察し、他プレイヤーに先んじて取れたら得点というゲーム。なお勝敗は枚数ではなく「取れた札の値段の合計」で決まります。

うん、これは実際に例を見てもらった方が早いね…。

(例)

ロラルレ →  お茶漬け(480円)
リルロール →  肉豆腐(480円)
ラリリロリララレ → 刺身盛合せ(時価)
ララリロリララレ →  馬刺し盛合せ(1,000円)
レラリラリラレ → レバニラ炒め(680円)
リンリール → 瓶ビール(550円)
リルロレンルラ → キスの天ぷら(820円)

番組で紹介されたものより

「分かるかボケー!!!!!」(笑)

って言葉が喉からここまで出てしまうこのゲーム。今回の放送では本職アナウンサーである辻岡義堂さんが読み手を務めたのですが、「カタイ」「もっと酔っぱらってもらわないと」とプレイヤーサイドからツッコミが入るのが面白かったです。アナウンサーにそれ言うか!?って感じで。いや~これはまさに酔っ払いシミュレーションとも呼ぶべき作品だわ。なお一緒に見てた妻いわく「これ酔ったときのアンタじゃん!!」とのことですが、私はそんなに泥酔して帰宅したことはありません(注:記憶している範囲に限る)。

なお番組では5回勝負で対戦が行なわれました。「リルロール」(肉豆腐)を取ったあやみんさんと「ララリロリララレ」(馬刺し盛合せ)を取った中丸さんに対し、「レラリラリラレ」(レバニラ炒め)と「リンリール」(瓶ビール)を2枚続けてゲットし勝利にリーチをかける松永さん。しかし最後に「リルロレンルラ」(キスの天ぷら)を奪取したあやみんさんが金額面で逆転。あやみんさんが優勝したのでした。やったね!!

<レロレロ酒場・結果>
中丸雄一
ララリロリララレ(馬刺し盛合せ)1,000円
お会計:1,000円

松永直樹
レラリラリラレ(レバニラ炒め)680円
リンリール(瓶ビール)550円
お会計:1,230円

あやみん
リルロール (肉豆腐)480円
リルロレンルラ(キスの天ぷら)820円
お会計:1,300円
--------
あやみんWin!!

② ミリメモリー(紹介:松永直樹さん)

身の回りのもののサイズなどを「ミリ単位」で当てるゲーム。

例として、お題「100円玉の直径」だったら、各プレイヤーはその長さだと思う分だけ手元のシートをずらして伸ばす。答え合わせ時に誤差が少なければ少ないほど高ポイントをゲット(4点、2点、1点)。あまりにズレ過ぎているとマイナス1点となります。

「1円玉の大きさ、覚えてる?」というキャッチコピーがついているこのゲーム、お題として、

・100円玉の直径(22.6mm)
・一万円札の縦幅(76mm)
・単三電池の長さ(50.5mm)
・8cmの長さ(80mm)

番組で紹介されたものより

といったようなものが用意されており、これらを自身の記憶と感覚で当てるというもの。最高得点の4点を当てるのはかなりシビアで、文字通りミリ単位の精密さを要求されます。

番組では最初「一万円札の縦幅」と「単三電池の長さ」で連続4点をゲットした松永さんが大きくリード。お、これは俗に言う「インスト勝ち」ってやつか?(※ そのゲームの説明者が最終的に勝利すること)この状況に対し、「次のゲームは得点2億倍で!」とか無茶を言い出す中丸さん。これに影響を受けたのかは定かではありませんが、最終決戦「8cmの長さ」で松永さんもあやみんさんも予想を大きく外して-2億点。「モノじゃないから感覚分からない」とは松永さんの弁。対する中丸さんは8cmをほぼピタリ当てて4点をゲットし8億点!!まさかの逆転勝利を飾り、日テレスタジオに天空のチーズケーキを送り届けたのでした。

アナログゲームはこれからの市場

番組冒頭に矢野経済研究所による市場データ「アナログ(非電源系)ゲーム(ボードゲーム、カードゲーム分野)市場に関する調査(2022年)」が提示されましたが、これによるとボートゲームを含めたアナログゲーム市場はおおむね右肩上がりであると言えます(グラフなどは下記リンクを参照)。

私も東京ビッグサイトで毎年2回行なわれているゲームマーケットには必ず足を運び、その状況をnoteに掲載していますが、年々その規模が拡大していることをまさに肌で感じています。

しかしながら、仕事付き合いや趣味の交流などでこの類の話をしてみると、ドンキや大型家電店の玩具売り場で売っているようなタイトルでさえ普通の人にはまだあまり知られておらず(ここで話題に出すのは、例えば「ナンジャモンジャ」や「ジェンガ」など。「カタン」とか贅沢言いません)。ボドゲってまだ趣味人のものなんだなぁって常々感じています。

そういう意味では、こんな風にテレビ番組でほんの少しでもボードゲームの紹介がされることは意味があることだと思うし、それによって「なるほど世の中にはこんな遊びがあるんだ」って認知にもつながるはず。何の分野でもそうですが、裾野を広げることが超大事。なのでこうした啓蒙活動をされているあやみんさんのような方を当方は応援しますし、私自身も折に触れて、なるべくこの分野についてほとんどご存知ない方に届く場所で、届く言葉でボードゲームの楽しさを伝えていけたらいいなと思っています。

今回の「シューイチ」を観てそんな気持ちを再認識した次第。
あやみんさんお疲れさまでした。よろしければまた今後とも。

(了)

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