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風呂活が楽しい話

首都圏はコロナで緊急事態宣言が出ているため、ここ最近は家に閉じこもりきりだ。
病院に行く以外に出歩くことはほとんどない。
日課のランニングも、いわゆる「三密」には当てはまらないから感染リスクは低いが、なんとなく行きにくい。

そんなここ最近のわたしの楽しみは、半身浴である。
風呂の中にiPadやiPhone、水などを持ち込み、軽く1時間はバスタブに浸かっている。

もともとはカラスの行水で、あまりゆっくり湯船には浸からないタイプだった。
半身浴にハマったきっかけは、カウンセラーさんに勧められたことと、結婚式前のいわゆる"ブライダルエステ"に通った経験である。

式場は某高級エステサロンと提携していたのだが、そこのブライダルエステ10万円分が契約の特典として付いてきた。
エステなんて旅行先のホテルで数回受けたことがあるくらいだったし、人生でこんな高級サロンに行ける機会なんて二度とないだろうということで、きっちり10万円分ブライダルエステに通うことにした。

学生を終えて3キロほど肥えてしまった焦りから、そこのエステサロンで販売されていたヤーマンのキャビスパというEMSマシン(ダイエット器具)を購入したのだが、湯船で体を温めながら使うとよいと勧められたので、毎晩せっせと湯船に浸かり、その機械で脂肪を溶かしていた。
キャビスパは8万円くらいだったため、元を取らなければと必死になったおかげで、ダイエットが捗った。
おかげで式当日までに5キロくらい痩せることができた。

まあこれはかなり無茶な食事制限もしたことも大きいし、そもそもかなり肌を露出することを前提とした減量なので、あまり健康的な数値とは言えない。
そのため式後に2キロほど増やして、自分の中の適正体重に戻してしまったのだけど。

ともかくこれにより、湯船に浸かることが習慣化されたわたしは、より風呂活沼へはまっていくことになる。

まず、湯船にお気に入りのバスソルトを入れる。
最近のお気に入りは、ジンジャーなどの発汗系だ。
それから湯船にセットしてあるバスタブラックに、アイキャッチ画像のようにiPad miniやiPhone、タンブラーにいれた水などをセットする。

シャンプーをしたら、3日に一度くらいのペースでブリーチの色抜け防止のために、タオルドライをしたあとカラーバターを髪に塗ったくってアルミのシャワーキャップを被る。
髪を染めない日は、ダメージ度合いに合わせてトリートメントを選び、揉み込む。
パサつきを強く感じる日は、イオのディープマスクを使う。

それから体を綺麗に洗ったあと、クナイプのシュガースクラブを体に擦り込み、そのまま流さずに湯船に浸かる。
甘い香りと入浴剤のスパイシーな香りが混ざって、めちゃくちゃ幸福な気持ちになれる。

湯船にしばらく浸かって毛穴を開かせてから、メイクをしている日はモッチスキンのクレンジング、しなかった日はビオレのおうちdeエステの洗顔ジェルで汚れを落とし、LUSHの生パックかニベアの青缶を顔に塗ったくってこれでもかと保湿をする。

そしてiPadでnoteを更新したり、動画を観たりして、長いときは2時間くらい風呂場から出ない。
こまめに水分を摂りながら、ときどき湯船から出て縁に腰掛けて、湯当たりしないよう気をつける。

また、大声であいみょん、ジュディマリ、椎名林檎、スピッツなどを歌うこともある。
ここでカラオケに行けない欲求不満を爆発させるので、ときどき夫にうるさいと怒られるが、これはもう趣味なので許してほしい。

今はLUSHの生パックを店舗に買いに行けないので、このあいだ初めてネットで注文してみた。
狙っていた"毎日が晩餐"は買えたのだが、"ショコラのこだわり"はなかったので、代わりに"カップ オブ ブラック"というコーヒーのものを買ってみた。
これらが家に届くのを楽しみにしながら、今日も風呂活に勤しもうと思う。

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