カメさんについて①
愛すべきカメさんについて。
カメさんを表すカードを、3枚、出してみました。
①カメさんにとって、あると落ち着くもの…
1位は…「眠る時間」です。カメさんは毎日、眠る時間を、とっても楽しみにしています。
よく眠って気持ち良く目覚めるわけではなく…ずっとずっと眠っていたいのです。
なんで??…というベースの部分は、以前に書きましたが再度…
カメさんは、他の人とは全く別の世界にいます。これまで、頑張り尽くした、喜怒哀楽も感じ尽くした…だから、もう残りの日々を淡々と生きていくしかない…と思っています。
カメさんは、どこかもう、人生リタイアしたような感覚で、「疲れ」とベッタリ仲良くなってしまい、あきらめモードで生きています。
普段からずっと、疲れているから…という理由で、いろんなことをあきらめ、これ以上、疲れないよう選択して、生きています。
自分の意思を持つこと、面倒なこと、緊張すること…などは、苦手。
逆に、できるだけ負担なく、事がうまく運ぶように、誰かの指示に従ったり、空気を読み、場に馴染むのは得意です。
自分の意思は示さず指示に従う、誰かのサポートをする、面倒な話があれば、ただただ聞き役をする…、
人に与える印象は、穏やかで、よく話を聞いてくれる、温和な人…といった感じです。
人に嫌われるでもなく、抵抗なく指示に従うことができて、大きな難もないのだから、あきらめモードにならなくてもいいのに……
でも、カメさん本人は、きっかけが何であれ、内心では、すでに半分人生を降りていて、ダラーンとした姿勢で、遠い目をしている…
実年齢にかかわらず「もう惰性で生きるだけ…」と、心も身体も、老け込んだ状態にあるのです。
②カメさんの喜びとストレス
カメさんの喜び…それは、現実や、自分の存在を忘れて「非日常」の世界を過ごすことです。
大勢の中の1人として、コンサートやお祭り…などを楽しんだり、映画の世界に浸ったり、遠くに行き日常を忘れたり…
現実や自分の存在を忘れている間だけは、疲れることなく、イキイキ、ワクワクしています。
スポーツの応援などもそう。自分ではない、誰かが頑張る姿、熱くなる姿などを目の前にすると、我を忘れ、夢中で応援してしまいます。
自分の人生を半分降りたようなカメさんですが、そんな時間があるお陰で、老け込んだ心を若返らせ、ナントカ生きています。
カメさんの安らぎが、「眠る」「非日常」…などにある一方で、ストレスは、その逆…「現実」にあります。
カメさんは、カメになるまでの間に、傷付いたり、自信喪失したり、怒ったり、抵抗したり…あらゆる負担を、経験してきました。
そんな時間を長く過ごしていれば、身体は…、
背負い続けた負担や、あきらめ感、気力体力の激減で、ねこ背が深刻化し、背中も、首肩も、強いてはウデも…頑固に固まっていきます。
心も、身体も、現実を拒否するように固くなっていき、カメになったのです。
意思を持たずに惰性で生きよう…そう決めたのに、唯一、強い意思を持ち、避けているのが、今の自分の現実を、突きつけられる場面です。
人から、ダメな部分を懇々と言われたり、決断を迫られ続けたり……すると、過去に経験してきた、数々の負担がよみがえり、動転して、オロオロしてしまいます。
問題解決よりも何よりも、その時間がはやく終わって欲しい……そんな気持ちで、また、意思にかかわらず、人に従ってしまいます。
「現実から逃げている」「弱いだけ」…そんな解釈もあるかもしれません。
でも、眠る、非現実を過ごす、あきらめる、人に従う…などのカメさんの手段は、
自分の心と身体を守るために、必死でやっていることなのです。
①②まとめ
①すべてやり尽くした感⇒毎日を惰性で、あきらめモードで生きる⇒眠るのが1番幸せ。
いつも疲れているから、これ以上の負担を避けて過ごすことが最優先。物事がうまく運ぶためなら、人に従う、周りに馴染む。よって、人からの印象は良好。
②非日常な時間に喜びを感じる。(現実や自分の存在を忘れていられるから)⇒その時だけは、疲れも忘れて、イキイキ、ワクワクできる。
でも、逆に、自分を非難されたり、決断を迫られたり…が続くと、過去の辛い経験と重なり、オロオロしてしまう…。
そんなカメさんについて、お話してきました。
まとめにあたり、これまで私がカメさんに感じてきた想いをお話したいと思います。
1番、感じてきたこと…
それは、カメさんがどれだけ自分を否定しようが、人生あきらめようが、カメさんの存在に感謝している人が、沢山いるということ。
例え、あきらめモードだとしても、人に従うことや、人の話を聞くこと、物事をうまく運ぶために場に馴染むことは、簡単なことではありません。
それができるのは、辛い経験だけではなく、「もうやり尽くした…」というカメさんの言葉通り、やり尽くしてきた様々な経験があるからこそ…なんです。
そして、カメさんが唯一、ワクワク、イキイキする時間…非日常の時間もそう。
現実逃避してるとしても、これまでの様々な経験がカメさんの感性を生み、それがあるからこそ、非日常の世界に心動かされるのです。
今までの自分が作ってくれたのは、ダメな部分だけじゃない。いいところも作ってくれたんだ。
カメさんは、どこかでそれに気付いていて、いつかまた、過去も現実もちゃんと肯定できるように、ゆっくり、心の充電をしているのです。
そんな充電タイムの写真が③の写真です。
またの機会に、冒頭の…
「カメさんが他の人とは別の世界にいる」…という具体的な意味、そして、「カメさん状態」を卒業するために、必須なセルフケアについてもお話していきたいと思います★
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カメさんの日頃のつぶやき……コチラもご覧ください★
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