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「其の二 大阪編」で、さらに芽生えた郷土愛


相変わらずのコロナ禍で、紀行は当分の間お預けです。
しかし、ステイホームの今こそ、レキジョークルの過去の活動を振り返るいい機会となりました。

10周年を記念して、「其の一」を出版したのが2か月前の7月でした。
「レキジョークル」がどのようにして発足したか、
「松尾芭蕉」の紀行精神を目標としている事など、
それら原点の事から、商業都市「大阪」のパワーの源とも言える大阪の豪商や偉人たちに触れさせていただきました。

其の二では、さらに大阪の事を掘り下げてみました。
基本に返って、地元・大阪を新たな目で見直してみると、今まで見えていなったものに気づき、考えてみる良い機会にもなったと思います。


LOVE大阪

前回から続いて、また大阪の紀行です。
意外と地元も回っていたんだなと、あらためて思ってしまいました。

その根幹は、愛郷心そのもので、正確に言うと、今回の執筆にあたり様々な角度から大阪を調べてみて、ますます好きになったという感じです。

そして、意外と書く事は多かったー。
いや、勝手に妄想して話が広がってしまったというべきでしょうか。

大阪城だけでも、時代を超えていろんな史実があり、ずいぶん多くを書いてしまいました。
しかし正直言って、まだ物足りなく思っているのです。

生まれてからこれまで、ずっと当たり前のように住んできた土地ではありますが、今までどうしてちゃんと見てこなかったのか?と思えるぐらいです。

そこに気づいてしまうと、探求心が湧いてきて、もっと何かあるのではないかとさらに深く知りたくなってきました。

大阪の郊外も、また是非回りたいとも思っています。
一日、イヤ半日でも行けるような身近なところにも転がっているはずの歴史を、探しに行くのもアリだなと思っています。

自転車で行ける範囲にさえ、何か発見があるかもしれないと思うと、なんだかいてもたっても居られない気持ちになってきました。


歴史は素晴らしい!

↓↓↓ちらっとネタバレですが、これだけの見出しの紀行文を書きました。

=目次=
●大阪らしさとは?
●お願い
●メンバー紹介
●やっぱり、まずは大阪城
・新名所となった大阪城公園駅
・「極楽橋」は豊臣期唯一の遺構
・刻印石から見える築城時の苦労
・なぜ豊臣は滅んだのか?
・秀頼は聡明すぎたのか?
・豊臣モデルと徳川モデル
・復興天守で、中は充実した博物館
・大阪夏の陣図屏風は誰が書かせた?
・圧倒される堀の深さと石垣たち
・「難波宮遺跡探訪」ツアー
・大阪歴史博物館 常設展示
●大阪城「櫓」特別公開
・大手門と大門
・激動の時代に翻弄された徳川将軍たち
・多聞櫓
・千貫櫓
・一番櫓
●さかい利晶の杜
・元禄年間創業の「ちく満」
・利休の本意はどうだったのか?
・すみよっさんと宿院頓宮
・与謝野晶子の詩で戦争を思う
・ル・グラン・シャリオ
●上町台地紀行
・絶品カリーの「旧ヤム邸」
・「真田丸」は本当に必要だったのか?
・「真田丸」を歩く
・「ル・ピノー」でお茶タイム
・「あさが来た」撮影セット公開
・おお!水の都・大阪
●内堀めぐりと真田丸展
・御座船で内堀を巡る
・特別展「真田丸」
●はにわと古墳について学ぶ
・河内こんだハニワの里「大蔵屋」
・しおんじの由来と秦氏
・八尾しおんじ山古墳学習館
●大阪ツアー
・ヒルトン大阪のランチビュッフェ
・大阪起業家ミュージアムで、また偉人に出会う
・新世界とジャンジャン横丁
・「3Dアート」で映え写真にハマる

本当に歴史は素晴らしい!

とにかく人間が居住しているところには、必ず何かしらのドラマがあるはずなのです。

それを知って初めて、"行った" という事になるのではないでしょうか?
表面だけ見ていても、何も気づかないし、気づかないうちは、"行ってない"に等しいなと思ってしまいました。

今回、地元の編集をして、見えていなかったものが見えたという手応えも感じました。
それらを思いつくまま書き記してみましたので、この拙書が、誰かの地域史探訪の手引書として役立てたらいいなと願うばかりです。



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