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ハナダチサトー性

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#多様性を考える

【現代詩】男になれん

【現代詩】男になれん

私はどうしたって
男になれん
薬を飲んでも胸はなくならない
髪を切ってもカワイくも
カッコよくもなれない
ひしゃげた鼻が笑ってら

やっぱりどうしたって
男になれん
好きになるのは男
もしくは女らしい男
心のうちには嘘つけない
ひしゃげぬ胸が笑ってら

男になれん、でもやっぱり女でもいれん

【現代詩】キミの胸

【現代詩】キミの胸

キミには胸がある

私の思春期時代より
いくらか大きい

自分らしさを追求した
結果の副産物

キミの胸はトイレで
温泉で時に不自由に

でもキミの胸はたしかに
キミの自由の象徴だ

存分に胸を張りたまえ

世にも不思議な同居人

【現代詩】ブラジャーとボクサーパンツ

【現代詩】ブラジャーとボクサーパンツ

胸を自分らしくないと思う
ボクでもブラジャーをつける
しかもかわいいやつ
誰に見せるでもないけど
半分すけているショーツも好きだ

再びのしかし
ボクサーパンツをはくことが
自分らしい時もある

毎日誰にも見えない服の裏側で
性の着せかえごっこをしている

ボクは性の愚弄者か
はたまた探求者なのか

着せかえごっこは葛藤であり楽しい時間

【エッセイ】結婚とLGBTとキリストと

【エッセイ】結婚とLGBTとキリストと

LGBTの結婚について
私はパートナーシップで十分かなと思う
結婚は男と女がする特別なもの
そう神様が決めたからだ

じゃあ性別違和同士で異性愛者同士の
結婚もダメなんじゃ?
ー反論できない

ただ一つ言えるのは
キリストは互いに愛しなさいと言われた
エロスでなくアガペの愛で
そうすると何が正しいのか
見えてくるんじゃないのかな

【エッセイ】カムアとLGBTとキリストと

【エッセイ】カムアとLGBTとキリストと

私の性をカムア(カミングアウト)した
教会で

神様の前でLGBTは不安定な
位置にある

正直、神様にとっての正悪は
私には分からない
ただ多くの宗教者は否定的だ

私はキリスト者にカムアすべきか悩んだ
でも体も心も創られたのは神様で
全ての罪をキリストは背負われた
だから性を偽らず生きようと思った

【現代詩】多様性カップル

【現代詩】多様性カップル

両方の性を心に持つボクと
両方の性を体に持つキミ
なんて多様性があるんだ!

2人はマイノリティの具現
この家は性のるつぼ

ここから世界は多様化
していく

LGBTの未来は明るい

Xジェンダーのボクと体半分女の子のキミ

【現代詩】チサトという性

【現代詩】チサトという性

チサトはXジェンダーだ
女であり男であり
異性愛者であり同性愛者だ

私の性は流動的であり不動 

しかし1つないし0と
数えられはしない

Xジェンダー、LGBTと
カテゴライズするとかっこいいが
性の浮浪者なのだ

私はこれにチサトと名付けた

Xジェンダーとは男女のいずれにも属さないと考える性自認を持つ人ーウィキペディア