探鳥会レポート<K山編>3/3話 2022年11月 鳴きまねをするモズ
先日、ニコ支部O分会の探鳥会に参加してきました。
場所はK山という信仰の山で、寺院とその周囲を歩きました。
探鳥会ご一行はK山前にあるD寺に着きました。
ここには昔、貧しい家庭の子を預かって、自分の食べ物を与えて子どもを育てたお坊さんがいたそうで、それにあやかって「子どもが元気に育つように」と願う親たちの信仰を集めています。
この日は11月です。
11月、子育てに御利益のお寺といったら七五三です。
晴れ着姿の小さい子どもたちが七五三をD寺で過ごしていたのでした。
境内には菊の花の展示などもあり、とてもにぎやかでした。
D寺でトイレ休憩の時間があったので、本堂でご挨拶もしてきました。
そして、D寺から近くを流れる川に行きました。
ここはカワセミスポットだそうです。
残念ながらこの日は水がすごくにごっていて、魚が見えないせいか、カワセミがいませんでした。
カワセミのフン跡はたくさんあったので、多いのだと思います。
周辺の田んぼ脇の道を歩きました。
遠くの松の木にアオサギが止まっていたり、畑の中にセグロセキレイがいたりしました。
モズがいて
チヨチヨチィチィ
という感じで鳴いていました。
探鳥会ご一行が
「モズがメジロみたいな鳴きまねをしているねぇ」
そうに言ったのが聞こえたのか
ギィチチチ!
モズ本来の鳴き声で答えてくれました。
ジョウビタキのオスもすぐ近くの民家の屋根にいました。
ジョビオは縄張り意識が強いのですが、モズは食べ物が違うからか、特に追いかけたりしませんでした。
D寺に戻って鳥合わせをしました。
この日に見た鳥を確認しあう作業です。
「モズを見た人」「はい」
「ジョウビタキを見た人」「はい」
種類は25種くらいだったのですが、数が多くて、かなり鳥を楽しめました。
D寺から集合場所まで一緒に移動するそうです。
私は土地勘がないので駐車場まで一緒に行けるのはありがたかったです。
役員の方に
「今日は来て良かったです」
と言ったら、嬉しそうに破顔してくれました。
楽しい時間だったので、遠いけど、私はまたO地区の探鳥会に足を運んでしまいそうです。
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