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探鳥会レポート<K山編>1/3話 2022年11月 おかえり、ジョビ子さん。

    先日、ニコ支部O分会の探鳥会に参加してきました。
 場所はK山という信仰の山で、寺院とその周囲を歩きました。

 集合場所のK寺にはわりと早く到着しました。

 O分会の参加は初めてでした。
 受付でもらった鳥合わせのための鳥一覧は今までに見たことが無いものでした。

 過去3年間の観察記録と、今回記入する用の空欄があるのです。
 さらにチラシを1部受け取るように言われました。

 広報というか、新聞?
 役員に在野の研究者がいて、自由研究を発表しているっぽい?
 こういうのをいただいた探鳥会も初めてです。

 受付の時に見えたのですが、参加者はみんなO地区の方ばかりでした。

 役員が
 「それでは探鳥会を始めます」
 「K山が初めてだという方」
 ここで挙手したら、自己紹介をするように言われました。

 「遠くから来た方だから、K山の見所とか、みんなで教えてあげて」

 こんな感じでスタートしました。

 探鳥会では名札を付けることになっているのですが、私は会員証を名札代わりに付けているだけでした。
 慌ててメモ帳に名前を大きく書き、一枚やぶって会員証の裏に入れて、名札として付けました。

 集合場所にはジョウビタキのメスがいて、しっぽをぴるるっと振るわせていました。
 私にとっては今秋はじめてのジョビ子さんです。

ジョウビタキのメス

 ジョビ子さんは電線をぱっと飛び立つと、近くにあった墓石の上に止まりました。
 さすがにこれはシャッターを押せない……
 罪作りなジョビ子さんでした。

 墓地のそばに大きな木があって
 キャッ キャッ キャッ
 という大きい鳴き声が聞こえました。

 双眼鏡で探したのですが、パッと飛び立ってしまい、私には飛び去るシルエットが見えただけでした。
 こちらはアオゲラの鳴き声だということでした。

 探鳥会ご一行はK山へ進みました。

 川原にあるような丸い石を敷き詰めた道が続いていました。
 丸い石を敷いてあるというのはかなり珍しいです。
 ちょっと古墳っぽい(O地区は古墳も多い)

 山に入るとガビチョウが賑やかに鳴きました。
 チョットコイ、チョットコイ
 続いて聞こえたのはコジュケイでした。

 川原石の道を進むと、そこにはお堀がありました。
 K山は、そういえばK山城っていう戦国時代のお城だったと思い至る私。
 このとき鳥は特にいなかったのですが、周りを木に囲まれた浅い水場は鳥が好きそうな環境だと思いました。

 イノシシが掘った後もあちこちに見られました。

2につづく。

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