探鳥会レポート<K山編>2/3話 2022年11月 アオバトの羽根
先日、ニコ支部O分会の探鳥会に参加してきました。
場所はK山という信仰の山で、寺院とその周囲を歩きました。
探鳥会ご一行はK山城資料館前に着きました。
ここから周囲の山を観察し、ノスリが遠くにいるのを確認しました。
それから隣接する山へ。
山の上には森林公園があって、そちらへ向かって坂を登りました。
民家の屋根よりも高い位置に来たところで一度足を止めました。
下から見ると背の高い木ですが、坂の上からだとちょうど目と同じくらいの高さになります。
スコープ隊が出てきて、スコープという望遠鏡を合わせてくれました。
「カワラヒワです」
高い木の上で、ちょっと油断した感じのカワラヒワが見られました。
「カワラヒワは春になるとオスの色が鮮やかになります」
「へー」
別の人が双眼鏡であちこち探していました。
「ヤマガラの声が聞こえるんだけど」
近くの松の木にヤマガラがいました。
ヤマガラはニィニィと可愛い声で鳴いていました。
この山で、役員の方が羽根を拾ったことがあるのだそうです。
その羽根を見せてくれました。
それは鳩の羽根でしたが、色がきれいな黄緑色をしていました。
「この山にはアオバトがいるのだと思います」
「会えると良いですね」
そんな感じに答えましたが、その羽根があまりにたくさんあったので、羽根の主は猛禽に捕まって食べられたんじゃないかなー?と思いました。
森林公園には水芭蕉のお花畑がありました。
ここではシジュウカラにお目にかかったくらいでした。
探鳥会ご一行は森林公園を下って、住宅街を歩きました。
あちこちにジョウビタキのオスがいて、オス同士で追いかけっこをしていたり、高い枝の上でカッカッカッと鳴いていたりしました。
住宅街を進むと、有名なお寺の参道に出ました。
3につづく。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?