【独立】個人で占い師をする方法【副業】

占い師の中には、自分で集客をしながら色んな方法で稼いでいる占い師の人もいます。

でも、そういう"企業でやってるわけじゃないタイプ"の占い師って、普通に暮らしてるとあんまり出会いませんよね。
てかそもそも「職業は占い師です」ってあんまり聞かないかも。
私も、お店以外で占い師の人と出会ったことは一度もありません。
自分で名乗るときも「いや、あのー、う、占い師を…えへへ」てなりますし、毎回そこそこ驚かれます。
そして「どうやってお仕事されてるんですか？」と聞かれます。
そりゃそうですよね。

お店でも電話占いでもなく、個人で占い師をやってる人って、どうやって活動しているのでしょう。
道にテーブルと水晶玉を置いて待っとくとか？
自分で会社を作ったり、お店を持つしかないの？
どうやって宣伝すればいい？

今回は、そんな「企業に属さず占い師をやりたい人」や「本業をしつつ、個人でも占い師の活動をしたい人」に向けての記事を書いていこうと思います。

企業に属さないことのメリットとデメリット

企業に所属するのと、個人でやっていくのとの最大の違いは「集客を自分でやらないとお客様が来ない」ということです。

企業所属の場合、稼いだお金の半分かそれ以上が会社の取り分になりますが、その代わり会社が大金を使って様々な方法で宣伝し、集客してくれますよね。
クレーム対応や問題解決もしてくれるし、いざとなったらヤバい人からも守ってくれます。
スタッフさんたちのサポートも大きいし、お店やサイトの名前があるから来てくださるお客様も多いし、個人活動では出会えない人との出会いもあります。

これは本当にありがたくて、個人ではなかなかできないことを会社がどんどんやって、手を変え品を変え売り出してくれるので、稼ぎの半分を出しても惜しくないくらいのメリットです。

個人だと、それらをみんな自分でやらないといけない。
企業に属していれば、自分は占いだけしていればいいわけですが、個人だと何から何まで全部自分でやることになりますし、資金も全部自分で出すということになります。

ただ、企業と同じくらいの集客力が必要というわけではありません。

個人の場合なら、もっと少ない人数にリーチするだけで十分な稼ぎになります。
だって、全部自分でやる代わりに、お客様から頂いたお金は一旦ぜんぶ自分に入ってくるのですから。

集客数はそこまで多くなくていい

例えば、企業と契約して働いた場合に1日4時間働いて10000円になるとしたら、個人ならお客様から戴く金額が同じでも、半分の2時間で10000円になります。
2時間なら、電話などのリアルタイム鑑定でだいたい一人か二人ですよね。一日に一人か二人のお客様に来てもらえる日が月に20日あれば、月20万円の収入です。

同じ10000円でも、リアルタイムの占いではなく一点10000円のコンテンツを発売すれば、1日一人に売れればいいだけです。
当然、売れるのなら50000円でも100000円でも好きな値段を付けることはできます。

でも、いくら高い値段を付けたところで売れないとお金にはなりませんよね。
じゃあ逆に安くしたら売れるかと言ったら、そうではない。

商売は、買ってくれる人がどこかにいて、しかも、それがあることをその「買ってくれる人」に知ってもらわないと、売れないわけです。
いくら良いものを置いて安く売ってても、誰も知らないところでひっそり安売りしてたらいつまでも売れません。

高かろうが安かろうが、欲しがる人がいてその人に届くところに商品を置かなければお金にはならない。
要は、欲しがってる人に届くかどうかが肝なのです。

自分の占いを求めてる人に届けるということ

企業は「自分の占いと、それを欲しい人を繋ぐ場所」になってくれます。
そこを持たないということは「まず最初に、自分とお客様と繋がるプラットホームを作らないとどうにもならない」ということです。

どんなに素晴らしい占い師がどんなに優れた鑑定をしても、誰も知らなければお金にならない。
では、どうやって「自分の占い」を欲しがってくれる人に届けるのか。
そこが一番大きなハードルです。

様々な方法がありますので、それはこれから他の記事に分けて書いていきますが、とりあえずは”鑑定士活動専用のSNS”はマストで持ったほうがいいと思います。
SNSでできることは多いので、活用しない手はありません。
鑑定士としての宣伝をしていくわけですから、名前もアカウントもプライベートのものと分けたほうがいいですね。

HPを作ってただ待ってるだけでは、そうそう人は来てくれません。
全然知らない人の写真と名前を見せられて「占います」なんて言われても、その占い師の人となりもわからないし、何を信用して問い合わせればいいかもわからないし、怪しいくて怖いからです。

SNSのアカウントがあれば、とりあえず「ちゃんと中に人がいる」とわかるし、過去の投稿からどんな人かも見えてきます。
検索してもらいやすいキーワードを使ったり、色んな人の反応がもらえる投稿をすることで、見つけてもらいやすくなります。
フォロワーのフォロワーと繋がったり、こちらからフォローやコメントをして繋がることが出来るのも、SNSの強みですよね。
今は手軽にライブが出来るSNSもありますから、鑑定してるところを見てもらうのも簡単です。

では、どのSNSにどんなアカウントを作ってどう活動していくのか。
活動の中でなにをどうアピールしていくのか。
ここら辺のことも、また別の記事にくわしく書いていきますね。

最初に決めること

どういう活動の方法をとるにしても、個人でやるならまず料金を決めること、占いを届けるツール、そして支払いシステムをどうするかを考えることが必要です。

どこで、どうやって鑑定しますか？
お客様とどうやって繋がりますか？
普通の電話を使う？なら番号はどうするの？
DMを使う？LINEを使う？アカウントはどうする？銀行口座に振り込み？名義はどうする？どれにどんなリスクがある？

色んな事を考える必要があります。
大変ですよね。

お店や会社を作らなくてもスマホひとつで個人活動はできます。
自分のサロンを持ったり、お店に間借りをして占いをすることもできます。
纏まった文章を送る方法もあります。
どのやり方でお客様に届けるかについては、ある程度の下調べも必要だし、向き不向きもあると思います。

頭がこんがらがってきますね。

そこで、本当にこれから個人占い師としてやっていけるかどうか自分で判断するためにも、まずは「自分の鑑定20分に、幾らの値段を付けるか」について考えてみましょう。

あなたの占いの価値は？

占いの料金は、占いのスキルだけでなく、あなたが生きてきた人生での経験値や、今までに得た学びを言葉で表す能力、適切にアドバイスしたり気持ちに寄り添える能力、鑑定を届けるまでにかかった労働時間なども含みます。

私は、自分が売ろうとしてるものに値段を付けるのは、仕事をする上でとても大切なポイントだと思っています。
その値段は、そのまま「自分が届けようとしてるものの価値を自分でどう思ってるか」だからです。

次に、自分の”売り”は何かを考えましょう。

キャッチコピーを付けるなら何？
「ここが他と違います！」と言える部分は？
なぜ、あなたの占いにお金を払うと”良い”のですか？
他ではなく「あなたの占い」を選ぶ理由は？

「なんでもできます」ではダメなのが個人の占い師の難しいところです。

なぜ「なんでもできます」ではダメなのかについてと、自分の売りを探す方法も、また記事にしていきますね。
ただ、これについては個人差がかなりあったり、自分では見えないことも多いので、本気で考えたい方は是非、個人サポートのご依頼を下さい。
ゆっくりお話ししながら、あなたの売りやアピールポイントを決めていきましょう。
そこがわかると、届ける方法も見えてくることがあります。

どれぐらい稼げるの？

個人でやってどれぐらい稼げるかは、本当にピンキリです。

やり方を間違えれば、ずっと長い時間でずっと少ない金額になることもザラにあるでしょう。
完全に「やり方次第」「自分次第」です。

個人でやる場合、いきなり0から始めて仕事として成立させるのはかなり厳しいと思います。
ただ、今はSNSでライブ配信をして集客につなげたり、投げ銭的なもので稼ぐこともできますから、可能性は広がっていると思います。
月に数千円～数万円稼ぐぐらいなら、割とすぐに出来ると思いますよ。
まずは自分で活動して自信を付けてから、企業に勤めるというルートもありだと思います。

ちょっとお小遣いを稼ぐ程度なら個人での稼働を始めるのが一番早くて簡単ですが、自分で宣伝して集客することが出来なければ難しいので、そこに自信がないならお勧めできません。
頑張って始めたところですぐに反応があるとも限らない、コツコツとした活動です。
日々の生活に追われてうっかり活動するのを忘れてた、ということにもなりかねません。

始めるのも、続けるのも、そこそこの根気や覚悟が必要です。
活動方法もアピールの方法も状況や人やターゲットによって変わりますので、これから少しづつお話ししていけたらと思っております。

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また遊びに来てくださいね。