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自分の占いに値段をつけよう【どうやって決めたらいいの?】

物を売るなら、いくらで売るのか値段を決めなければいけませんよね。
そして、その商品の”売り”を決めないといけません。
セールスポイントってやつです。
「こんなにエエもんでっせ!買わなソン!」と言うときに挙げるもの。

占い師の場合なら、商品は「あなたの占い」です。
あなたの占いは、幾らの価値があって、どんな点が”売り”ですか?



あなたの占いはいくら?

まずは、あなたの占いの値段を決めてみましょう。

例えば、20分の対面鑑定ならいくらにしますか?

占いの値段は、あなたが今まで勉強してきた時間や、それにかかったお金、得てきた知識、そして鑑定をする労力と時間、場所代や交通費や飲み物代などなどを全部合わせた値段です。

もし、ここで「20分500円くらい」とか「きっと他より安くしないと売れない」思ってしまったなら、個人活動をしても仕事とは別の悩みが出てきてしまいそうですね。
占いが出来て、ましてやそれを仕事にしようと思うぐらいなら、それなりの知識があるはず。
それに、誰にでも価値のある経験や特性はあるはずだし、誰の時間も等しく貴重です。
それなのに相応の値段を付けられないのは、自信のなさや有価値感の無さかもしれません。

確かに、自分自身や自分の人生、経験、技術、感性に価値を感じられない人は少なくありませんよね。
ですが、自分で「価値がない」と思っているものを売っても売れないし、売り物も魅力的に見せられないのではないでしょうか。

もしもあなたが「私の占いは価値があるから、値段はこれ!」と言えないなら、まずあなた自身の無価値感をクリアにして「こんなに良いですよ」と心から言えるようになりませんか?

自信の付け方と価値の見つけ方に関しては、また別の記事でも詳しく書いていきますが、まずは占い師としての価値を見つけるために、この記事の最後のワークを試してみてください。

値段を付けることの大切さ

ほとんどの場合、値段というのは”売り物の価値の高さ”と比例しますよね。

”価値が高い物だから値段が高い、安いものは価値が低い”という感覚は、誰の中にもあります。
残念ながら「安いものは大切にしなくていいんでしょ」と思ってる人も多くいますよね。
安いお店ほど客質が悪かったり、店員さんや商品を雑に扱う人が多いのもそのせいです。

つまり、自分の占いに極端に安い値段を付けると「価値のない占い」というイメージを与えてしまう可能性があるわけです。
無料の占いと10000円の占いで、明らかに態度が変わる人もいる。

売り物にそれなりの値段を付けることは、ご自身とお仕事を守ることでもあるのです。

個人でお仕事をするなら、クレームもトラブルも全て自分で処理しなければいけません。
時には「あなたのご依頼は受けられません」とお断りする場面もあるでしょう。
その時、毅然とした態度でお伝えできるかどうか、自分の判断に自信が持てるかどうかも大切になってきます。

自分の占いと自分自身を大切にするために、自分の価値を正しく自覚して、適正価格を付けられるだけの自信を持ちましょう。

価値を見つける

初めのうちは「運勢を読んで喋るだけでお金をもらうのは、気が引ける」という感覚がある人もいるかもしれませんね。
でも、その鑑定に”特別な価値”が含まれているならどうでしょう?
例え普通のキャンディだったとしても、それが特別で素敵な瓶に入れてあったら?
自分では普通だと思うものでも、それに価値のあるものがくっつけば、高めの値段で売っても良いんじゃないか思えてきますよね。

「占いに高価なプレゼントなんか付けたら、赤字になっちゃう!」と思うかもしれないけど、物じゃなくていいんです。
”あなただけの感性や、体験談や、知識”は、他人からすると”価値”なんですよ。

雑談でも面白ければ仕事になるし、ダンスやスケボーやカラオケも皆が「すごい」と思えば仕事になるのと同じ。
占うだけでもお金をもらっていいんです。
人がそれに価値を感じるなら。

あなたの”売り”は何ですか?

あなたの占いの”売り”は何ですか?

あなたの鑑定を受けると、何が手に入りますか?
占いの後、どうなれますか?
どんな理由で、他の人ではなく「あなたの占い」を選んでお金を払うのでしょうか。

そこを考えてみましょう。

もし、あなたの占いで得られる特別なものが「何もない」と思うなら、探す必要があります。
自分の”価値”を探すんです。

あなたの人生で、他の人があんまり経験していないことはありますか?
特別な体験や知識は?
好きでよく見てたものは?
人より得意なことは?

聞き上手とか、すぐもらい泣きするとか、めちゃくちゃ酷い恋愛をしたとか、会社が倒産したとかでもいいから、紙に書き出してみてください。

書き出したら、その中から”特に特殊なもの”を見つけましょう。
悪いことでも嫌なことでも、その”特殊な経験と知識”はあなたの宝です。
それを分解して、磨いて、尖らせて、光らせていきましょう。

あなたが持ってるあらゆるものは、”価値”になります。
欠点も長所も嫌な経験も苦労も全部、あなたの”価値”にできます。
それらを占いに活用することを考えてみましょう。

ただ占って結果を伝えるだけじゃない、価値のある占いが出来るようになれば、占いの値段も上げられるはず。

自分の価値を見つけて、磨いて、付加価値の高い占いを自信満々で売り出してください。

占い師としての価値を見つけるワーク

まず、あなたが思う”理想の占い師像”を考えてみてください。
ここからは、その占いに近づくためのワークです。

  1. その”理想の占い師”がお客様に提供している「価値」を10~20書き出します。(癒し、自己肯定感、成功、ユーモア、すっきり感、ストレス緩和、勇気、気持ちが楽になる、行動への後押し、気づき、ドラマティックなど)

  2. 書き切ったら、それらを重要なことから順に1位から5位まで並べていきましょう。
    一般論ではなく、自分の想像する最高の占い師が「良い占い師だ」「あの占い師が好きだ」と言われる理由です。

  3. 並べたら、それを上位から順に見て行って、自分がクリアできてるかどうかチェックしてみてください。

足りない項目は、何のせいでしょう?
あなたはそれを満たすために、何をする必要がありますか?
何があれば満たせると思いますか?
物が足りない?経験が足りない?考え方?環境?

何かしたらクリアできそうなら、今からやってみましょう。
今すぐには手が出ない事なら、クリアするのに必要なものを全て書き出してリストにしてください。

リストの項目は

  1. 人間関係

  2. 環境

  3. 精神的なもの

  4. 体験

  5. 身体的なこと

です。

リストにしたら、それらを手に入れると決めます。
そして、どうやったら手に入れられるかを漠然と”大きな何か”に問うてみます。

脳は、質問すると答えを探し続けます。
不満や疑問や問題を「問い」にして「答えはあるもの」とすれば、脳が勝手に情報を集めてくれるのです。
ただ、「自分の脳で自力で考えるんだ」とは思わないで。
無意識に制限をかけてしまうから。
「なんかわかんない、自分以上の力がある何か」に問うことで、答えが出てくるのです。

問うたら、しばらく生活の中で気になったことや経験したことと、その時に思ったことを小まめにメモしましょう。
数日メモをしながら何度も見返していると、ヒントが見えてきます。

今後、また「商品価値」とか「自信」については詳しく書いていく予定です。
更新は月曜が多いかな。
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また遊びに来てくださいね。


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