これだけはコロナ後もどうか「元通り」になってほしい
コロナで一変した世界。新しい当たり前が定着して、元に戻りそうにないこともたくさんありますよね。こんなのもう聞き飽きたか。
だけど私は、海外旅行だけは「元通りに」できるようになってほしいと切に願ってしまうんです。
書く習慣Day3のテーマは今1番やりたいこと。
そんなのたくさんあるけれど、たった一つに絞るなら、私には海外旅行しか考えられません。今日も夢で空港にいてこれから国際線に乗り込もうかというところで目が覚めました。こんな夢、今まで何度見たことか。
なぜここまで海外にとらわれているんだろう、
何度考えても答えはシンプル、刺激が欲しいんです。
約5年前、まだ大学生だった頃に
3ヶ月ほどプチ世界一周をしたことがあります。
世界一周と聞くと、重いバックパックを背負って、危険をかえりみず探検し、ときには野宿や屋台飯でしのぐ、サバイバル旅行を想像するかもしれませんが、
私の場合、危険な地域はもちろん回避、そこそこ綺麗なホテルやご飯屋さんしか行かない、という学生にしては贅沢をした旅行でした。
それですら、私にとっては毎日刺激だらけ。
空港に降り立った瞬間、聞こえる言語は違うし、肌に触れる空気の湿度も違う。市街地に出れば、目に映る建物や衣服の色も、香ってくる匂いも違う。
これは日本にもあると注文したら想像と違う料理が出てきたり、日本と同じ感覚でコインランドリーを使ったら誰かに洗濯物が畳まれていたり。
衝撃の連続。
生物学的には同じホモサピエンスでも、そこに居る彼らは全く自分とは違う人間。
脳みそのいつも使っていないところが活性化されるようで、毎日ワクワクが止まりませんでした。まあワクワクが強すぎて途中で疲れ果てて、予定より早めに帰国したんですけど(笑)
あの日々から5年経った今、退屈だなぁと思うことが年々増えている気がします。
もちろん日本国内でも楽しいことはあるし新しい発見もある。だけど目が回るほどの驚きや、常識が180°ひっくり返ることはほぼない。
あの時たくさんの国を駆けまわっていて良かったと思うと同時に、あの時の自分が羨ましくもあります。
何の心配もなく海外に行ける日は、いつかまた来るだろうけど、それでも完全に前と同じではないだろうな、と思うと少し寂しくもあります。
でも、わかんない。
戻らないと思っている私は、頭がカチコチなのかもしれない。もしかしたら案外世界は、ケロっと元通りになったりするのかもしれない。
そう想像すると、ちょっとワクワクしますね。
まあ、どちらにせよ世界は広いから。私の知らないモノや人、考え方をたくさん教えてくれるから。それを全部目に焼き付けるには、ただでさえ人生は短いから。
早くまた飛び出したいなと思うわけです。
結局ありきたいな言葉でしか結べないけど、
1日でも早く世界が元通りになりますように。
パスポートあと何年残ってるんだろ。
確認しなきゃね。
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