経営は、いくら知識ばかりを詰め込んでもうまくいかない。専門のスキルや知識があるのと、経営ができるのは全く別。

最近、改めて思うことがあります。特に、それを昨日のコーチングでも感じました。頭が良いのと、仕事ができるのは別。学歴が高いからと言って、仕事ができるとは限らない。年齢がいっているから、仕事ができるとも限らない。逆に、学歴が低くても、起業して大成功する人もいる。若い20代の人でも、ビジネスを立ち上げて成功している人もいる。

私は、有名大学など出ておらず、海外の大学を出ているわけでもない。日本の私立付属女子短大を出ただけだ。そして、会社をシンガポールに設立する前に、何か特別に経営やマーケティングなどについて学んだことすらない。起業当時は、NLPの知識と、これまでに経験してきた社会人生活と、会社員生活の経験のみ。

これで、私に学歴があったわけでも、経営やマーケティングの勉強をして知識があったから起業したわけでもない、ということが一目瞭然だと思う。ただ、昨日のコーチング(昨日の投稿を参照)で言われたことにも書いたが、私は<経営者向き>の性分を、ただ持ち合わせていただけ、ということ。専門スキルや素晴らしい知識があるから、自分で独立して起業したとしても、<経営>が上手だとは限らない。起業するということは、何でも出来なければ(または知っていなければ)、自分の得意なことをやっているだけでは、成り立たない。

起業したい人には、残念なお知らせかもしれないが、大企業で働いていたら<自分の好きなことだけできるポジション>にいて、それだけをやっていても、そこそこ生きていけるかもしれないが、自分で起業をして、それだけのことをやってくれる人を雇う力が自分にない場合には、それらを自分が全てやらなければいけないのである。はっきりいって、起業は自分の好きなことだけができると思っているかもしれないが、それができるのは、ある程度成功してから。最初の数年は<本当に自分がしたいこと>は、全体の2割にもならない。仕事のほとんどは<自分がしたいことをするための、したくない仕事ばかり>で成り立っていると思ったほうが良い。それが出来たら、そのプロセスを全うしたら、きっと<経営><起業>しても成功するだろう。

最後に、私が経営やマーケティングについての勉強を真剣に始めたのは、年商5,000万円を超えた起業3年目あたりの頃。実際に現場でビジネスをしていたから、起業をした数年後にマーケティングや経営の勉強をしても、机上の空論にならずに済み、学んだだけで終わりではなく、すぐに実践して現場で活用することができたのだと思う。では、起業前にそれらを勉強していたら理解できたか?おそらく私の場合は、「へー。そうなんだ。」で終わってしまっていて、何のことだか?頭でっかちにだけなって、現場レベルでの本質は全く理解できていなかっただろうと思う。

そして、今たくさんのマーケティングや経営の本を読んでいて思うこと。あれらは全く<ビジネスの基礎レベル>ではない、ということ。マーケティングにおいては<基礎レベル・入門レベル>かもしれないが、<ビジネスや経営>は、それ以前にもっとやるべき、必要で大切な基本的なことができている前提で、ノウハウやセオリーが書かれているということ。素人のスタートアップが、あれでわかるわけがない。どなたかの参考になれば幸いです。


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