自分の現実的な社会的位置を確認し、月商や月収いくらを目指すのか?

これまで、各種セミナーやNLP資格コース、コーチング・セッションなどを通して、数千人の方々にお会いしてきました。そこで、起業しようと思っている方に、「 では、1年後にはどのくらい稼げるようになりたいですか?」と質問をすると、会社勤めをしたことがなかったり、今現在の月収が3万円の方が、「月商7桁は稼げるようになりたい!」というのですよね。気持ちはわかりますし、目標を大きく持つことは大切です。ただ、月商7桁ということが、どのくらいのことか?をわかっていて言っているのかな?と少々疑問に思います。そして「 では生活費として、月にいくら必要ですか?」と聞くと、「50万円は必要ですかね・・・」とおっしゃいます。

「50万円使えるようになりたい!」とか、「月に生活費50万円を目指したいです!」ではないのです。現時点で月収3万円の人が、月収50万円になるには、約17倍の収入になるということです。単純計算で、今の仕事で月収50万円になるには、今の労働時間の17倍の時間働かなければ、月収50万円には到達しないわけです。どのくらいの時間働いて、どのくらいの量の仕事をこなさなければ、月収50万円に到達しないか?を知ることが、まず最初の第一歩です。

よく、みなさんが目標とする月商7桁ですが、月商7桁ということは年商1,200万円ということです。月商と月収は違いますから、もちろん手取り収入が1,200万円だということとは訳が違います。でも例えば、年収1,200万円の人が、人口の何%くらいいるのでしょうか?そして、年収1,200万円の人というのは、一般企業でいうところの、どのくらいのポジションや、どのくらいの責任を抱えているポジションに就いている人の給与額でしょうか?ということです。

ここ最近の投稿にずっと書いていますが、<現在の自分>と<理想の自分>の乖離が大きい人ほど、苦しんだりショックを受けて思考停止になる傾向が多いように思います。まずは、一歩一歩です。野心や夢を持つことはとても大切ですが、それが叶わないことでショックで苦しい思いをしながら一生を過ごすのなら、本末転倒だと思うからです。幸せへの近道は、実は、小さなことからコツコツと!だったりするのです。どなたかの参考になれば幸いです。


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