#カラオケ
中国の「港からやってきた女」
安いKTVである晩
テーブルにうつぶせて俺は
一人で酒びたりになっちまってた
やさしかったあの頃の
小姐を忘れられずに
東莞のKTVで飲んだくれてたのさ
薄衣を着た小姐たちよ
歌っておくれ
ふりしぼるようにカラオケを
歌っておくれ
KTVの女が手をとって
泣かないでもいいのよって
財布をつかんでくれ抱いてくれたのさ
馬車馬のように
髪をふりみだしながら
払えるだけ払って疲れ
中国の「あなたに夢中」
お金が好き とっても好き
私はあなたの財布にいつも 夢中なの
こんな狭い カラオケの中
私が欲する人ならあなた ひとりだけ
心を閉ざして この体ささげて
私は生きるこの元に
あなたと二人 あなたがいて 私がいて
この世は回るの あなたの金をむしりながら
お金のため 生まれたのよ
別れは来ないですべてをかけて 夢中なの
愛よりもっと 強いお金
私はほしいの あなたにそれを告げたいの
中国の「やさしい女」
こんな仕事をしているような女だから
だれにでもやさしくすると 思われやすい
こんな服を着ているような女だから
だれとでも寝ると 思われやすい
信じてもらえるがらでもないけど
信じてもらえるがらでもないけど
あたしにだって嫌いな奴はいっぱいいる
だけどだれにも嫌いだと言えない
ひとりぼっちで食えなくて
こんなにカラオケで 生きてる
こんな夜更けにひとりで出勤するくらいだから
だ
中国の「ファイト!」 (記事の紹介)
自分の記事を紹介するのもなんですが、これらの記事がきっかけになり、
替え歌が始まりました。
あたし中卒やからね
カラオケで働いているんやと言った
小姐(シャオチェ)の日本語の言葉は
とがりながらふるえている
小姐のくせにと頬を打たれ
少女たちの眼が年をとる
悔しさを握りしめすぎた
こぶしの中 爪が突き刺さる
私 本当は目撃したんです
昨日カラオケの裏で話し合う