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#461 恐怖と快楽 サスペンスが見たくなる心理 - ワーママはる https://voicy.jp/channel/862/92359 #Voicy

#461 恐怖と快楽 サスペンスが見たくなる心理 - ワーママはる
https://voicy.jp/channel/862/92359
#Voicy

始めの挨拶

ようこそワーママはるラジオへ
この番組はワーキングマザーたちが、ワーママサバイバルをどう賢く強かに楽しく生き抜いていくのか。
そんなテーマでお届けしております。
はい、皆様いかがお過ごしでしょうか。
お盆休みという方も多くいらっしゃると思います。
私はですね、キャンプから帰ってきまして、大量の洗濯をしております。
次男が若干テントで漏らした。はい。
オムツをですね、うちはもうつけていませんので、本人のなすがまま、任せているんですが、あんまりお漏らししなくなったなあと思っていると、どこかに行くと若干漏らすっていうですね、つらいですよね。
夫が朝から天日干しをしておりました。はい。
洗濯物を大量にできたので、今日は良かったなと思ってます。
来週もキャンプの予定があるので、私の夏はキャンプで始まり、キャンプで終わりそうですね。
でっ、キャンプの話から私、虫がすごく苦手です。
そして、虫が苦手、なぜ苦手かっていうのを考えていると、何かこう得体が知れなくて、不安になるんですよね。
動きが機敏で、動きが予測できない、急に向かってきたりする、怖いと思います。
この怖いっていう気持ちを、今日は分解してみようかなあと思っています。
いわゆるサスペンスやホラーなど、お好きな方は、この予測できない自分の気持ちを味わって、最後にすっとする気持ちが気持ちいいんだという風に言われたりします。
要は解決するからですね。
なので、お化け屋敷に入りたい人、ジェットコースターに乗りたい人、サスペンスものを見たい人、なぜわざわざ怖いものを見たいのか、こういうものを体験したいのかという心理について、今日は分解してみたいと思います。

お化け屋敷になぜ入る?

はい、今日はですね、恐怖を感じる心理、あと脳科学的に一体どういうメリットがあって、人間はサスペンスやホラーやお化け屋敷を好むのかという話をさせていただきたいと思います。
このテーマなぜって思われたと思うんですが、これがですね。私がTwitterでvoicyのネタに何か話してほしいことありますかと問い掛けたところ、いただいていたものの一つになります。
この暑い時期だからこそ、あえてサスペンス物とかですね、ホラーもの、そしてお化け屋敷などに入って精神的にちょっとすっとしたいっていう方もいらっしゃると思いますし、そもそもそういうのがすごく苦手なんですっていう方もいらっしゃると思います。
ただ、一般的にはですね、やっぱりサスペンスとかホラーって好まれるから、映画や小説などでも分野として確立しておりますし、なぜ人間は怖いと思っているものを見たくなるのか、この心理って興味がありますよね。
映画などを観ていて思うんですが、もう明らかにですね、そのドア開けたら、怖いので出てくるってわかる場面でも主人公は映画なのでしょうがないんだと思うんですが、ドアが開けますよね。
何故閉めて逃げないって私はすごく思うんですが、やっぱり開けてみたくなる。ちょっと何か知りたくなってしまうという気持ちがあると思います。
これは一体どういった心理状態から来てるのかなということを分解しながら考えてみたいと思います。
皆さんはお化け屋敷とかサスペンスホラーはお好きでしょうか。
私はですね、実はサスペンスというか、探偵ものが結構好きです。
小学校の頃に怪人20面相の江戸川乱歩の小説の全集がですね、少年探偵団の形になって40巻ぐらい図書館に置いてありました。
これをですね、私も毎日1冊借りて読むのをすごく楽しみにしておりまして、何周も何周も読んでいた記憶があります。
明智小五郎と小林少年が探偵としてですね。
いろんな殺人事件だったり謎を解いていくんですね。
その中でですね、見てはいけないものとか、開けてはいけないドアとかあるんですが、ガンガン開けるし、ガンガン見てます。はい。
そうすると物語が進まないんです。
読んでるこっち側ですね、これ以上進むと何か怖いことが起きるんじゃないかということがわかっているんですが、読む手が止められないということで、この探偵物とか生理小説のサスペンスを私は好んでいます。
逆にですね。私、苦手な映画ジャンルがありまして痛い奴が苦手なんですよね。
映画SAW(ソウ)とかあの辺のですね。
物理的に痛い、人間の体が痛いっていうのは見るのがとても苦手です。
多分、想像してしまうんですよね。
自分の体に起きたらこういう風に痛いんだ。
何ていうことが想像されてしまうので、すごく苦手です。ただ、こういった映画を好んで見てらっしゃる方もいるのであれだけの興行収入があるんだろうなという風に思います。
皆さんは一体どのジャンルの怖いもの見たさで見ているものはありますでしょうか。
まず、心理的に脳科学的に分解していくと、この見たくなる心理、怖いと解っているのに、見ていてちょっと楽しみたいという気持ちになる心理というのは、いろいろあるようです。
ネガティブ感情を消費する心理などで検索していただくといろんな論文が上がってきますので、ご興味ある方は見られてみてください。
私は今日、一般的によく言われている理論だけご紹介したいと思います。
人間は恐怖を感じると同時に、快感も感じるという同時活性化モデルというものを触れてみたいと思います。
これご経験ある方がいらっしゃると思うんですが、お化け屋敷とか入るとすごいドキドキするし、怖いですよね。
ジェットコースターも同じだと思います。
ちょっと恐怖を感じますよね。
そうすると、脳の中でですね、恐怖だけではなく、同時に快感も感じているという現象になります。
いろんな一説があるんですが、脳の中の恐怖を感じる部分の部位と快感を感じる部分のいわゆる報酬系と言われる部位が近いので、同時に感じているという考え方もありますし、あと、古代からですね、人間は動物として生きてきたときに、獲物に襲われてしまうと、ものすごい怪我してものすごい痛いですよね。
でも、そんなときですね。痛い痛いっていう不快感ばっかり上回っていると、その場から逃げることができません。ですので、いわゆるドーパミン系の快楽もちょっと発することによって、火事場の馬鹿力ではないですが、その場から逃げるように脳がなっているという一説もあります。
つまり恐怖や痛みだけを感じると、生物として生き残る確率が減ってしまうので、何か恐怖や痛みを感じるときに快楽も感じさせるように、脳の仕組み上、なっているということですね。
これが現代においては、娯楽で置き換えられていて、いわゆるサスペンス物やホラーを見ると、なんとなく怖いんだけどもちょっと観たくなる、そしてちょっと観るとなんとなく、すっきりしたり、快楽を感じる人がいるので、こういったジャンルが取り上げられているのかなぁという風に言います。
脳内モルヒネなんて言いますよね。
要は、ものすごい痛みを感じるとき、出産なんかいい例だと思うんですが、ものすごい痛みを感じてるんですけども、他のホルモンや脳の神経がですね。
別の部位が働いて痛みを感じなくさせる、そのことによって生物として生き残るという道をとることができます。
この怖いもの、痛いもの、恐怖に感じるものを、ただ痛みや恐怖として受け入れるのではなく、ちょっと快樂に結びつけて考える人たちは違う方向に行ってる人たちもいますよね。
いわゆる何とかフェチと言われるもので、ここではちょっと取り上げませんが、毛を抜かれることによってですね、快楽を感じる人がいたり、ちょっと自分を傷つけることによって、脳内の報酬系を働かせて気持ちを落ち着けたり、そういう形で使う方もいらっしゃったりします。
ちょっと話が逸れてきましたが、この恐怖を感じるというのは、いわゆる人間の原始的な脳の部分である扁桃体で感じています。
私たち人間は、社会的にいろんなことを学びながら、20歳過ぎまで成長していってその脳の過程で、いわゆる理性とかですね、思考の部分をつかさどる大脳皮質を育てていきます。
そのため、古代の恐怖を今感じるっていうことは難しくなっています。
だって現代社会でマンモスに襲われることはないですよね。
その代償作用として、いわゆるホラー物とか、サスペンスを楽しみながら、ちょっとした恐怖を味わって、そこからまた報酬系を働かせて楽しむっていうことをしてるんじゃないかなと私なりに思っています。
心理学的に言うとですね、実は情動の中でも、この恐怖もいろいろ種類があるんですよね。
いわゆる不安を感じる恐怖とか、あと物事に対して恐れを感じる、脅威を感じる恐怖ですね。
何かこういうのを分類していくと、情動という形でいろいろ分類できるんですが、今回はざっくりとしか触れておりません。はい。ご興味ある方は調べてみてください。
もう一つ、人間がですね、ホラーとかサスペンスとか、そういったものを好む理由の1つに、開放感があるんじゃないかなということも考えています。
私達、先ほど申しましたように、日常的に殺人事件は起こりませんし、痛い目に遭うことはほとんどないですよね。ですが、そのマイナスの状況になって、そこから主人公がですね、プラスの状況、要は平常時まで戻ってくるってなると、結構スカッとしませんか、すごーく嫌なことあったけども、あっ、結局最後はこういう形になるんだなと思うと、ちょっと気持ち的にスカッとしますよね。
なんて言ったらいいかな?受験勉強から解放されたときとか、嫌なことずっとやらなきゃいけないけど、これ自分の将来のためになるんだけど、嫌なことをやらなきゃいけない。
例えば試験勉強などから解放されたときって、ちょっとスカッとしませんか?
このいわゆる振れ幅がですね、開放感をよんで、ここですっきりした気持ちを味わうというメリットもあって、サスペンスやホラーもちょっとここにリンクするんじゃないかなと考えています。
いわゆる「イヤミス」と言われるやつですね。
嫌な感じで、嫌なまま終わるやつを読むと、 ものすごい読後感が悪いですよね。
なんだこれみたいな、読んで損したって言う人もいたりすると思うので、やっぱり、そのスカッ感をどう味わえるかみたいなものも、お化け屋敷とか、ホラーとか、サスペンスを観るときは、1つの選択基準になるんじゃないかなぁと思います。
もちろん、その嫌な感じをずっと味わいたいっていう方もいらっしゃるので、それはそれでその分野で成立してると思うんですが、私は割と嫌な感じを嫌なまま持つと、頭の中で、いろいろ考えてしまうので、得意ではないんですよね。
桐野夏生さんの小説とか、結構嫌な感じを嫌なまま保ってくれるので、私すごくお話、お上手だなと思うし、文章も素晴らしいなと思うんですが、読むとえっ、答えないのって思うのが多いので、ちょっと嫌な感じで終わってしまいます。話逸れてきました。
ただ、今日はですね、なぜ人間はホラーやサスペンスを好むのか、恐怖体験をなぜ好むか、そこには恐怖を感じると同時に快楽、報酬系快楽が働くということ、また、現在においてはですね、そういった恐怖を味わう場面が少ないのでその振れ幅を味わうために開放感をどう設計するかということで、読んでるんじゃないか、見ているんじゃないかということをちょっと触れてみました。
夏のこの時期、暑くてボーッとする、もしくはコロナで全然外出できないので、日々の生活に飽きてきたという方は、こういったサスペンスやホラーを用いて生活の、そして自分の情動にですね、緩急をつけてみると、何かスキッとしたものを味わえるかもしれません。
はい。いかがだったでしょうか。
お休み期間中なので、聴いてる人が少なかなって思って、恐怖体験についてちょっと触れてみました、はい。
もうちょっと仕事とかお金の話してよって思われてる方もいらっしゃると思いますので、そろそろですね。
仕事とかお金の話をしていきたいなと思います。
自分がいろんなことを初めて見て思うんですが、話せないことが結構多いんですよね。
実体験でやってるとですね、結構情報がくるくる変わっていくので、ある程度まとめてから喋りたいなと思うと、うまく今話せなかったりします。
でも、うまく話したい気持ちもある。
しかし、適当に話すとですね、石が飛んでくる、この辺をですね、じゃあどう調整するかなっていうこと考えております。
お金の話ってみんな興味ありますし、仕事の話も興味あるし、ワーキングマザーの処世術も興味あるし、私がやってきたことで皆さんのご参考になることは、引き続きお話していきたいなと思っています。
恐怖の話からちょっと話題変わってきましたので、恐怖の話に関して何かコメント欄で書いていただける方、お待ちしております。

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