眠「れ」ない、眠「ら」ない。
有象無象が健全に眠って、明朝への備えを済ませて休息を取り始める時間に逆行して心が起き上がる。文句を言われることを忌避したいという負の感情が募った末に、良い行いを心がけるよりも文句を言う人がいない時間に好き勝手やることを覚えた。おかげで不健康でありながらも心の健やかさには自信がある。ストレスチェックをしたらきっと低い値を示すと思う。
とは言いつつも、大体はその通りでも、少しだけ違う部分があるので、誤謬を訂正させてもらうと、眠る時間をずらして好きなようにやってはいるのだが、問題なのは
「寝ようと思ってからも、すぐには寝られない。」
不眠症なのかもしれないと認知してから、相応な疲れが体を襲わない限りは目が覚めたままになる。
(不眠症についてちょっとだけ書いてた)
眠れない。今のところ朝起きて諸々用意して予定をこなす回数がグッと減ってきているから夜更かしをしても対外的には損失はない。社会的な損失とは程遠いところでのお話だから、お説教されても心に響かない。
それでも。このままでいいのだろうかという不安はずっとずっと付き纏う。
半ば寝ることを諦めているから、生命活動をしているうちに、時計が3時とか4時とかを指していることはざらにあって、活動限界を迎えてぶっ倒れるまで眠れない。
自分は眠れないらしいから、ひとまずは眠る姿勢を示して入眠を迎え入れようとも思わない日々だ。今だって睡眠前のルーティンは一つもこなしていない。
日付が変わる頃に眠り支度をしたところで心が眠らない。思考が捗って頭だけが一走りしてどこかにいこうとしてしまう。引っ張り上げられるように体を起こしてリビングに行って冷蔵庫を漁って一息つくを幾度と繰り返してきた。
(深夜に飲む麦茶は特別美味しく感じる。)
このままでいいのだろうか、一存では決着がつけられそうにない。睡眠導入という言葉が当てはまるのかすら危うい。ばたんきゅーするまでは生きていたい。
睡眠剤とか簡単に言っていいものなのかもわからない。
あとそこまで深刻に捉えるべきなのか身勝手の極みだから放っておいていいのかもわからない。
わからないことだらけだ。
今わかっていることは、フラフラになって倒れるように眠る前に見る日の出は本当に綺麗であるということ。
朝日を超える感動を見つけられたら、もしくは生命の危機を感じたらこの生活リズムを本格的に見直します。
皆さんはよく眠れていますか?眠るために何か心掛けていることがあれば教えてください。
あ、ルームフレグランスとかどうなんだろう。アロマとか。匂いで落ち着かせるとかも聞いたことある。
そんなところで、今日も元気に夜と躍る。
自分を甘やかしてご褒美に使わせていただきます。