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独創空間閉鎖中。


一人だけの空間じゃないと物事に取り組める精神状態にレベルアップしない。

家の間取りで一番端にある自分の部屋には、エアコンの風が届かない。
扇風機では太刀打ちできない灼熱の空間では、創作するには体調を崩しそうだ。せっかく開いたパソコンも熱くなってしまって警告が表示される。

倒れてしまったら元も子もないので、パソコンを持って、エアコンで冷やされたリビングに自分のワーキングスペースを形成する。が、そこはリビングだ。

テレビからワイドショーが流れてくる。次の首相は誰になるのか、議論している様子が全国に見られているようだ。こちらの予定はお構いなしのようでお気の毒だ。この手の議論は苦手意識が強くて、耳を塞ぎたくなる。自宅なのにイヤホンをしていなきゃ落ち着かない。

考え方の多様性とグローバル化によって、政治的な思想が分岐しているのはわかる。そこに対しては言及する気はさらさらないのだが、思い通りにならない世の中を批難することしか脳がない大人がSNSに蔓延るようになってしまって、政治に対して嫌悪感を抱かされてしまった。
主権者がこの様で国を良くしようなんて都合が良すぎるよ、誰がどうやっても文句が飛び交う世界を見ていても快いわけがない。閉ざされたブラックボックスの中で叫び声を上げたところで、他者の不安を煽るだけだ。

不快感に苛まれながら、耳を塞ぐことで時代への抵抗心を表明する。

エアコンから排出される風は涼しいを越えて冷たいとさえ感じる。冷ややかな視線に晒されて萎縮している自分の姿のデジャヴのようで妙に気持ちが悪かった。


先月の支払い明細が届いた。スマホの機種変更の代金を筆頭に、今月にドンとやってきた。予想外で正直焦っている。いや説明は確かに受けたけれど、今月だったことを忘却していた。

今自分が一番長くいる場所に居心地の悪さを強く感じる季節になってしまったのに、独立への道が遠のいてしまったような気がして、ものすごく焦っている。

季節的にも流行的にも外出するのは気が引ける。
もう少しだけ今身を削るべきなのか、それとも過ごしやすい秋冬の季節に鞭を打つのか。決断し損ねている。

ただ、大好きな娯楽、映画鑑賞を奪われるようなことだけは避けたい。
我慢を続けるぐらいなら我が身という資本に無理をしたい。

それよりも本を読むスピードより本を増やすスピードが早くなってしまっている。
手付かずの本が机に積んである。まずは読もう。そこからだ。


休日の日付変更直前にごろごろ〜ごろごろ

あ〜あ、体を労わりながら、楽しく生きる方法見つからないかなぁ〜(ずん飯尾)


ここまでお読みいただき有り難うございました。

自分を甘やかしてご褒美に使わせていただきます。